老舗&体育会系 三井住友銀行
- <合併前の銀行>
- ・さくら銀行(三井銀行+太陽神戸銀行<太陽銀行+神戸銀行>)
・住友銀行
江戸時代に両替商をしていた三井家・住友家をルーツに持つ三井住友銀行。歴史の古は随一の老舗銀行です。
三大メガバンクの中でも特に営業ノルマがきついと言われており、その結果か売上も堅調。平均年収は他2社より高いようです。そんな三井住友銀行のクチコミでとにかく目立つキーワードが「体育会系」。なんと、全クチコミの1/5近くに「体育会系」の文字が存在していました。
- 社内のクリスマス会で出し物をさせられるのが普通で、なにかにつけて飲み会が多い。体育会のノリが好きで飲み会が好きな人にはいいかもしれませんが、飲み会が苦手な人には酷な職場です。とにかく体育会気質のため、この文化が苦手な人には不向きな職場です。(20代後半 女性 個人営業)
- 風通しが基本的によい。上司に意見をしたからと言って嫌な顔をされるという雰囲気は全くない。体育会系のノリが多いが、それを押し付けることはあまりない。女性の社員は特に体育会系のノリを経験することも少ないのではないか。プライベートでも付き合いのある社員は多い。実際私もプライベートで同僚とよく飲みに行っている。(30代前半 男性 法人営業)
- 三井住友銀行を目指して入行した方には満足のいく内容でしょう。しかし、私のようにとりあえず三井住友銀行に入るととんでもなく苦労します。人間関係や仕事内容、大企業ならではの形態やならわしもあり、面倒くさいです。もちろん三井住友銀行はよく知られていますが体育会系です。その覚悟で就職をきめてください。(30代後半 男性 個人営業)
 
首都圏、中京、関西地区での、個人や中小企業を中心としたリテール分野を強みとする三井住友銀行。中小企業の社長さんのハートをつかむためにも、体育会系の元気の良さ、ノリの良さは必須の素養かもしれません。
安定のブランド 三菱東京UFJ銀行
- <合併前の銀行>
- ・東京三菱銀行(東京銀行+三菱銀行)
・UFJ銀行(三和銀行+東海銀行)
店舗数・社員数で圧倒的に他行を抜き、就職人気もNo.1の三菱東京UFJ銀行。合併前の東京銀行が外為専門であったことから海外支店が多く、主に大企業を相手にしているため、大規模かつグローバルな業務を得意とする銀行です。クチコミで最も目立ったのは、「安定」という単語。また、「三菱」という“ブランド”に対する満足の声も数多くありました。
- 将来性については財閥系であり、またメガバンクということからとても安定していると思います。まずつぶれることがありませんので、この点は他の企業と比べて非常に魅力的だと思います。(20代後半 男性 法人営業)
- 何度も指名で商品を買いに来てくださるお客様と話している時間はとても癒される時間でした。内部の人間関係がゴタゴタしている分、窓口でお客様と楽しく会話ができるので、そこでストレス発散していました。三菱のブランドイメージはやはり強く、営業もやりやすかったです。「三菱さんが言うなら間違いない」と何度もいわれました。(20代後半 女性 個人営業)
- リテールの営業をしていましたがグループ内の各種関連会社を活用することでいい意味で銀行員とは思えないような様々な分野の仕事に携わることができました。また、三菱ブランドはやはり強力で普段はお目にかかることができないようなVIPなお客様を担当することができたことも自分の人間力を上げるいい機会になりました。(30代前半 男性 個人営業)
- 三菱の社風が残っていて、良く言えば手堅いが気ぐらいが高くマニュアル人間が多い印_象。また、学閥や出身行による出世の待遇格差が顕著。実力で出世している者も多数いるが、実力がなくても学歴と人脈で重要ポジションに入るものもいる。こんな環境にいて、自分でお客様のために考えて行動する行員になれるか疑問を持った。(30代前半 男性 経営関連職)
 
合併後は、旧三菱銀行のパワーが比較的強いようですね。また、「学閥」という単語も目立ち、他行と比較するとエリート意識が高めな印象です。
宝くじ&自治体に強い みずほ銀行
- <合併前の銀行>
- ・第一勧業銀行(第一銀行※三井家がルーツ+日本勧業銀行※農工業向けの特殊銀行)
・富士銀行 ※安田財閥系
・日本興行銀行 ※重工業向けの特殊銀行
特徴はやはり第一勧業銀行から引き継いだ宝くじの販売。またメガバンクで唯一、47都道府県に本支店を持つという強みも持っています。
みずほ銀行のクチコミで多かったのは「旧行」というワード。毛色の異なる銀行同士の合併だったため、馴染みにくい部分があったと思われます。
- 三行統合の旧行意識は依然と根深く残っており、減点主義で互いに牽制し合うような企業文化がある。他行対比収益面でも大きく差をつけられている中、人材の質・量共に不足しており追い上げは難しい状況。メガ2行+1の位置が定位置となり、他行と競争していくというよりは現在のポジションを維持していくだけという印象。(30代前半 男性 法人営業)
- 当初は3行の旧行意識が強く、その弊害が多く発生していましたが、2度にわたるシステム障害により、その意識を払拭すべく気運が盛り上がり、前頭取の佐藤社長の強いリーダーシップにより立ち直りつつあります。これからの人たちにはとてもよい職場になっていくものと思われます。(50代 男性 法人営業)
 
また、社員の人柄については、「穏やか」「優しい」というワードも多く出てきました。
- 大手銀行のなかでは社風が穏やかで人間が良いところは確か。ただし序列を気にするところはまさに「宮仕え」。会社の利益と一致する範囲で顧客のために全力を・・・というよりも序列に常に気を配り社内コミュニケーションを主としないと、まずは生き残ることができないのも事実。覚悟があり金融そのものに関心が深い人なら成功すると思います。(20代後半 男性 法人営業)
- メガバングの他行に比べて、人柄の穏やかの人が多い印象です。就職面接時にもそれを感じたので、みずほ銀行を選びましたが、当たりだったと思います。(20代後半 女性 個人営業)
 
体育会系の三井住友、エリートの三菱東京UFJに対し、特色のなさが特徴、とも言えるみずほ銀行。できるだけ心おだやかに働きたい。という人には向いているのかもしれません。
就職・転職の際は、3社の違いをよく理解してから
3大メガバンクそれぞれのカラーの違い、いかがでしたでしょうか?
同じ大手銀行でも、各銀行で成り立ちや特色が違い、社風にもかなりの差があることがわかります。あなたはどの銀行と一番相性が良さそうでしょうか。
各行の特徴を把握して、就職・転職活動に臨むことが大切です。転職会議の情報を参考にして、転職活動・就職活動にぜひお役立てください。
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