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東日本旅客鉄道(JR東日本)とは
「変革2027」そう、これは東日本旅客鉄道(JR東日本)が、経営ビジョンに掲げているもの。2027年頃までの経営環境の変化を見据えた成長戦略です。 「鉄道のインフラ等をはじめとするサービスの提供」という枠組みを超え、「すべての人の生活の“豊かさ”を起点とした社会」へと、新たな価値を創造し提供していくという意味が込められています。
東日本旅客鉄道(JR東日本)とは、1987年に国鉄が民営化されて発足したJRグループの旅客鉄道会社です。東京都渋谷区に本社があります。今ではJR東日本は日常生活には欠かせない交通インフラとなっています。
電車やバスでは欠かせない電子マネー・モバイルサービスの「suica」など、生活全般に関わるサービスにも事業領域を広げており、また従業員数は73,000人を越え、東証1部上場をしているということもあり、とても大きな安定した企業と言えるでしょう。
東日本旅客鉄道(JR東日本)に転職を考えているあなたにとって後悔のない転職になるよう、東日本旅客鉄道(JR東日本)の評判についてもっと深堀をしてみましょう!
東日本旅客鉄道(JR東日本)の会社概要
まずは東日本旅客鉄道(JR東日本)の基本情報から見ていきましょう。ここでは本社の所在地や、社長名などの情報が手に入ります。
社名 | 東日本旅客鉄道株式会社 |
---|---|
フリガナ | ヒガシニホンリョカクテツドウ |
通称 | JR東日本 |
URL | http://www.jreast.co.jp |
本社所在地 | 東京都渋谷区代々木2丁目2番2号 |
代表者名 | 深澤 祐二 |
業界 | 運輸・交通 |
資本金 | 200,000,000,000円 |
従業員数 | 73,274人 |
設立年月 | 1987年4月 |
上場区分 | 上場 |
証券コード | 9020 |
上場市場 | 東証1部 |
2020年7月時点 転職会議より
東日本旅客鉄道(JR東日本)の業績情報
2020年7月時点 転職会議より
東日本旅客鉄道(JR東日本)の業績は、2019年までは上記グラフでもわかる通り右肩上がりの成長を続けています。しかし現在多数の企業が悩まされている新型コロナウイルス感染拡大の影響ですが、東日本旅客鉄道(JR東日本)にはどのような影響が出ているのか調査をしてみたところ、やはり、人の移動が止まったことで東日本旅客鉄道(JR東日本)もかなりのダメージを受けているようです。
4月に発表した20年3月期の連結決算が前月比1.8%減、営業利益前月比21.5%減、純利益前月比32.8%減となっております。ただ、東日本旅客鉄道(JR東日本)は交通インフラとして日常生活には欠かせないものであることから、これから移動の制限が解除されたり、人の動きが活発になることで、コロナ以前の状態に戻れば東日本旅客鉄道(JR東日本)の成長は今後も期待できると言えるでしょう。
事業の成長性や将来性
転職会議の「事業の成長性や将来性」カテゴリーに投稿してある社員の口コミを抜粋してみました。東日本旅客鉄道(JR東日本)の今後について、働く社員の方たちはどう考えているのか、こちらも合わせてご覧ください。
インフラということもあり非常に安定している。社外に対しても非常に安定している企業という認識は強く、ローン等は組みやすいとよく話を聞く。 また、技術開発においても力を入れており、新しいシステム、管理方法等にも積極的な点もあるといえる。思ったよりも保守的ではなく、どんどんチャレンジしていく形はあるといえる。
本業の鉄道事業は、日本の人口減少に伴い、長期的には厳しくなっていくと想定される。一方で、リアルのネットワークを強みに幅広い事業を行っており、今後もSuica等の決済事業の強化や、Eコマースへの進出も行っていく。
どんどん新しいことにチャレンジしていく会社だと思います。社会的責任もあり、多方面へ事業を拡大している点は評価され、今後にも更に期待できる会社だと思います。
鉄道会社であるため、基本的に倒産する心配はない。また、東京都内を走る路線も運営しているため、地方鉄道よりも圧倒的に経営が安定している。新型コロナウイルス以外で、赤字となったことがない。
新型コロナウイルスの影響で、各事業は大きく影響を受けている。ビジネスモデルの変革を行っていく必要があるが、社員の危機感は十分でない。
東日本旅客鉄道(JR東日本)で働いている社員は、事業の成長性や将来性について、比較的ポジティブな印象を抱いていることが伺われます。一方で、やはりコロナの影響による不安を抱えている方も一定数いるようです。
東日本旅客鉄道(JR東日本)の平均年収
2020年7月時点 転職会議より
年収分布を見てみると、年代が上がるにつれて増えているようですね。
上記分布図は、あくまでも転職会議に口コミを投稿している方の投稿情報から作られた平均年収グラフになっているので、前後のふり幅は当然のことながらありますが、転職を検討する一つの参考材料としてご覧ください。
年収、評価制度
転職会議の「年収、評価制度」カテゴリーに投稿してある社員の口コミも見てみましょう。
在籍年数と共に給料も上がる為、良くも悪くも将来設計は立てやすいです。 昇給については筆記試験での判断となります。
絶対額は決して多いとは言えないが、業務負担と比較して考えると、適正な額であると思います。また、ボーナスもよほどのことが無ければしっかりと出るので、いい意味で計算が立つのではないかと思います。
定期昇給は毎年あり、在籍年数に応じて給与は上がっていく。また、昇進は全て昇職試験によって決まる。筆記試験と面接にパスする必要がある。
給与は悪くないですが高いとは言えません。雇用の安定性とトレードオフかと思います。また、よくも悪くも給与は同期入社の社員と横並びです。全体的に昇進等に関しては年功序列の色が強いと思います。
評価制度については、自己申告による自己評価はあるものの、上長がどのように評価をしているかを一切知ることができず、また、目標設定やフィードバックといった建設的な評価の機会が実質的にありません。この点は社員のモチベーションにも関わるので改善すべきだと思います。
年収についても不満を抱えている方は少ない印象です。しかし年収分布図で年代が上がるにつれて年収が増えていることと繋がるかもしれませんが、評価については年功序列傾向があると感じている人もいるようでした。
東日本旅客鉄道(JR東日本)は優良企業?口コミ評判まとめ
「事業の成長性や将来性」や「年収、評価制度」以外のカテゴリーに投稿された口コミも下記にまとめましたので、ぜひご参考にしてみてください。
仕事のやりがい、面白み
当たり前のことをしっかりやっていれば、咎められることはないところ。ただそれが難しいのですが、同じことの繰り返しを間違えずにやることを苦にしない人なら、この会社は合うと思います。また、公共性が高いため、日々、やりがいを感じることができると思います。
メンテナンス業務をしているが毎日が同じようなことの繰り返し。決まった検査を行い、直すことの繰り返し。 技術面でもちきんと教育の環境が整っているため、ぶっちゃけ誰でも出来る。ルーチンワークが好きな人はおすすめかも
伝統的な日本企業です。地域の皆様のかけがえのない交通機関としての役割を担っています。そこに使命感、やりがい、責任感を感じられる人にとっては良い職場かと思います。
スキルアップ、キャリア開発、教育体制
社員への教育は非常に充実している。福島県に自前に研修センターを有しており、応募型の研修も数多い。また、通信教育の教材を使って、会社の事業について学ぶことができる。近年は、英語に関するキャリア開発にも力を入れている。少数ながら、海外への長期留学・短期留学・トレイニー等の制度もある。
手取り足取りOJTが多いので、人によっては丁寧に仕事を教えてくれると思います。師匠となる人次第、出会うひと次第なところはあると思います。あまり反発しない人が好かれる気がします。
教育面は、事あるごとに研修や、フォローアップがあります。そこで出会う仲間と仲良くなり、同期たちと一緒にがんばる!という感じです。 また、現場の仕事面では特別なスキルは必要がないことが多く、経験がものをいうイメージがあります。
福利厚生、社内制度
福利厚生は大企業なだけ非常に手厚い。グループ会社のサービスを割引価格で私用できる。なので、社員同士で遊びに行く時などは非常に助かる。
ベネッセのポイント制度で旅行に無料に近い額で行けたり、家賃補助も上限3万円まで出たり、財形貯蓄や社員株などの制度も整っており、福利厚生については高いレベルにあると感じました。
社宅や寮は非常に古く設備も旧態依然となっている箇所もある。社員に一般公表されていない中、希望できることもあり、情報の非対称性は若干気になる。
社員、管理職の魅力
社員は非常に時間等にキッチリした人が多い。学生時代から真面目にコツコツとやってきた人が多いイメージはある。仕事は出来るけど時間等にはルーズという人には向いてはいない印象がある。
総合職は部門によりますが比較的優秀な人が多いと思います。管理職についても同様で、上の顔色ばかり伺う魅力のない人もいれば、言うことはきちんと言う、部下をきちんと守ってくれる素晴らしい上司もたくさんいます。
良くも悪くも縦社会のため、有能な上司に恵まれると仕事がやりやすい。また、現業は管理職との距離が近い。そのため、悩みや相談ごとにも親身に対応してくれると思います。ただ、これは人運に大きく左右されます。
ワークライフバランス
ワークライフバランスは総じて良い。本社や支社の企画部門ではフレックスタイム制度が導入されており、コアタイムもないため、子育てや介護をしている社員をはじめとし、柔軟な働き方が可能となっている。有給休暇も問題なく取得できる。
泊まり仕事で体が慣れるまでは大変だが、明けがあるため体感的に休日は多く感じる。平日の休みも多く、朝方に仕事が終わるため、資格の勉強や働きながら専門学校にも通うことができる。
鉄道現業と言われる、駅や乗務員は作業ダイヤに基づいて仕事をするので、列車のダイヤ乱れ等がない限りは基本的には残業はない。 泊まり明けはまるで休日のように時間を有効活用できる。
女性の働きやすさやキャリア
良くも悪くも女性を優遇している。同じ仕事をしていても女性の方が目立ち評価される。
男女関係なく、昇給・昇進できる。 産休や育休を取得した社員でもやる気があればすぐに昇進できる。 妊娠がわかったあと、すぐに深夜業から外してもらえる。
近年、この会社では、女性さんの車掌さんや運転士さんがかなり増えてきている様です。私が働いている駅では女性の駅員の方も多いです。男女比は7対3くらいかな???
入社理由、入社後に感じたギャップ
入社を希望したのは ・人々の生活に寄り添う仕事である。 ・職種の幅が広く、多くの仕事を体験できると思った。
インフラをささえ、社会に貢献できると考えたから。安定性。首都圏から地方まで、幅広く路線を維持し、新幹線の経営やエキナカ、不動産など事業領域が広かったため。
入社後のギャップは労働組合の問題。国鉄の名残を節々に感じる。時代遅れを痛感する場面が多々ある。 精神論が根付いていて、今時の若手には受けない価値観が多い
面接・選考
【印象に残った質問1】車を普段から乗る人に対して、電車を乗ってもらうための方法を考えよ
【印象に残った質問1】当社の技術について知っていること
前職で頑張ってきたことや、挫折しそうになったときにどのように行動したのか聞かれました。面接では多少圧迫面接気味な雰囲気でしたので、ハキハキ答えることや、どのようにして今までの経験を活かせるかなどを明るく答えるといいと思います。
退職理由、退職検討理由
ルーティンワークなので、毎日同じことの繰り返し。 これが好きな人はおススメします。 やりがいとしては社会貢献しているという実感があることくらいです。 鉄道の仕事が好きで一生続けられるならやるべきだと思いました。
西日本エリアに転勤はできないため転職を考えました。何度か上席と退職検討せざるを得ない場面がありましたが、仕方ないかと。必要な書類などは基本的に相談したら全て迅速に対応してくれました。基本的に退職する人が少ないためどうしても目立ちますが、何もトラブルがない限り皆快く送り出してくれるイメージです。
自分のやりたいことがあったのでやむを得ず退職です。やめる際に何度か面談を受けましたが無理やり引き止めるようなこともなく良くも悪くもさっぱりしてます。やめるのは案外簡単です。
転職会議は、「良い点」と「気になること・改善したほうがいい点」の口コミが投稿できる仕様になっているため、口コミの内容は一長一短ありますが、だからこそ良い点ばかりではない非公式なリアルな評判も手に入れられたのではないでしょうか。
東日本旅客鉄道(JR東日本)の評判口コミについて、もっと詳しく見たい方は、転職会議も合わせてご覧ください。現在、東日本旅客鉄道(JR東日本)には2100件を超える口コミが集まっています。
東日本旅客鉄道(JR東日本)の働きがいは!?評判データグラフから判断!
2020年7月時点 転職会議より
福利厚生が非常に高い水準になっているのが、上のグラフでわかります。東日本旅客鉄道(JR東日本)で働く社員の口コミにもあった通り、福利厚生については高評価をしている方が多いようです。また、それに次いで、入社難易度も高くなっているため、転職前にしっかりと対策を行わなければ内定がもらえないということにもなりかねません。
対策の一つとして、転職会議の「面接・選考」口コミがお役に立てそうです。
また、東日本旅客鉄道(JR東日本)のその他の評判はどうでしょうか。
企業の成長性、将来性、給与水準、仕事のやりがい、教育研修制度、福利厚生など、全ての評判項目において、バランスが良い結果が見えてきました。
東日本旅客鉄道(JR東日本)はこの総合評価グラフを見る限りだと、働きやすい環境である印象を持ちました。
実際に働いていた元社員や社員の会社に対するリアルな評判や評価をご覧になった今だからこそ、本当にあなたに合った企業であるのか?あなたに合った働き方が出来るのか?ということを今一度お考えになってみてください。
東日本旅客鉄道(JR東日本)の中途採用情報
「やっぱり、東日本旅客鉄道(JR東日本)に転職したい!」そう思ったあなたへ。 東日本旅客鉄道(JR東日本)では総合職ではSuica事業企画やMaaS事業戦略、エリア職では乗務員などの職種で、現在多数の求人を中途採用で募集しています。
なお、東日本旅客鉄道(JR東日本)のHPから上記以外の中途採用情報もご覧いただけます。
通年募集ではありませんが、気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
求人一覧
また、転職会議は大手転職サイトと求人を提携しているため、多くの求人をまとめて検索することができます。
求人と一緒にこの記事以外の評判が書かれた口コミ情報もたくさん載っているので、口コミを活用して自分ぴったりの求人や会社を見逃さないようにしてください。そして後悔のない転職をしてくださいね。
後悔のない転職を成功させるために、転職会議がお手伝いできること
転職会議では、この記事だけでは紹介しきれなかった会社の評判、口コミが数多く掲載されており、実際に働いていた元社員や社員の会社に対する評価や年収、残業時間、有給消化率などを口コミとして見ることができます。
この記事だけでは紹介しきれなかった、東日本旅客鉄道(JR東日本)を始めとした300万件以上の口コミが見たい方は下記ページから会員登録をしてみてください。
最後に
転職会議の口コミ情報を元に、東日本旅客鉄道(JR東日本)の評判をご紹介いたしましたが、お役に立てましたでしょうか。東日本旅客鉄道(JR東日本)の評判には一長一短あるものの、全体的に高評価であることがわかりました。
このように、事前に情報収集をしておくと面接対策はもちろんのこと、入社後のギャップを減らすことができ、さらに就業後のイメージがつかみやすくなります。 「求人情報やホームページだけの情報では物足りない」という方におすすめのレポートでした。
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