大学生の就職人気ランキングの常連である二大航空会社、「日本航空株式会社」と「全日本空輸株式会社」。
航空会社といえば、「ホスピタリティー」「安全性」「華やか」などのイメージが浮かびますが、実際の採用面接ではどのような質問がなされているのでしょうか?
今回は「転職会議」に寄せられた口コミで多かった5つの面接質問をピックアップ。また、面接質問ごとの回答対策もご紹介していきます。
1.なぜ(JAL・ANA)なんですか?
・JALじゃなくなぜANAがいいのか(ANAホールディングス株式会社/20代後半 女性 その他のサービス関連職)投稿ID ans-1265149
・なぜANAでなくてJALか(日本航空株式会社/40代後半 男性 個人営業)投稿ID ans-1038004
・ANAとJALのちがい(ANAホールディングス株式会社/20代後半 女性)投稿ID ans-2714
面接対策
もはや面接の定番でもある「なぜ、うちの会社がいいのか」「なぜ、同業他社でなく当社なのか」という質問です。
このような質問に答えるうえで重要な手がかりになってくるのが、やはり企業研究です。コーポレートサイトなら採用ページ、プレスリリース、IR情報。四季報や業界紙からも情報を得ることができます。
その会社ならではの特徴や魅力、競合と比較した場合の強みなどを挙げ、志望理由と紐づけながら自分が入社後に活躍できることを伝えられれば、面接官もきっと納得してくれるはずです。
2.自分を動物に例えると?
・自分を動物に例えると?(ANAホールディングス株式会社/40代前半 女性 法人営業職)投稿ID ans-469186
・隣の人を動物に例えるなら(日本航空株式会社/20代後半 女性 旅行サービス関連職)投稿ID ans-3332902
面接対策
応募者の緊張をほぐしたり、場を和ませるためのアイスブレイクの話題です。
他にも、「会社を花にたとえると?」や「会社を食べ物にたとえると?」などのバリエーションもあるようです。
ここで必要なのは、とっさに気の利いた回答ができるような瞬発力と発想力。自身の強みや特徴とお題に共通点を見つけながら回答できるといいですね。
3.尊敬する人は?
・尊敬する人は誰ですか(ANAホールディングス株式会社/20代後半 女性 旅行サービス関連職)投稿ID ans-1237816
・あなたが尊敬する人は誰?その理由は?(日本航空株式会社/30代前半 女性 旅行サービス関連職) 投稿ID ans-355817
面接対策
面接で聞かれることの多い「尊敬する人」の話題。回答として圧倒的に選ばれることの多いのが、父親や母親をはじめとする親族や、学生時代の恩師などのようです。
なぜその人を尊敬するのか、どのような点が尊敬できるのか、といった説明を加えることで、自分自身の価値観や理想像などを面接官に伝えることができるでしょう。
「尊敬する人」の話題から効果的に自己PRにつなげるなら、尊敬した理由や影響を受けたことを、どんなふうに志望企業で活かしたいと思っているのかを伝えられると◎です。
4.最近感謝したこと、または感謝したことを教えてください
・最近感動したことは?(ANAホールディングス株式会社/20代後半 女性 旅行サービス関連職)投稿ID ans-472758
・最近感謝したことは何ですか?(日本航空株式会社/20代後半 女性 その他)投稿ID ans-3060633
・今までに受けた感動的なサービスを教えてください(日本航空株式会社/30代前半 男性 その他運輸・配送・倉庫関連職)投稿ID ans-1343460
面接対策
最近感動したことや感謝したことを聞くのは、どのようなことで心が動くのかを知ることで、志望者の個性や人柄を見るためと言われています。
また、このタイプの質問では、いかに話の筋道を立て、面接官にわかりやすく伝えられるかもポイントとなります。たとえ同じ内容であっても、伝え方次第で聞き手の印象はがらりと変わってくるので、話す順序や使う言葉などに気を遣えると好印象です。
感動や感動的なサービスにまつわる質問は、航空会社で多く聞かれる内容です。 エピソードは日常のちょっとした出来事でOKなので、普段からアンテナを高くして、「どんなことがお客様を感動させるサービスに繋がるのか」を考えておきましょう。
5.今日面接会場に来るまでに考えていたこと
・今日ここに来るまで何を考えていましたか(日本航空株式会社/20代前半 女性 その他運輸・配送・倉庫関連職)投稿ID ans-1372107
・今日面接会場に来るまでに考えていたこと、感動したこと(ANAホールディングス株式会社/20代前半 女性 運輸関連職)投稿ID ans-1061769
面接対策
一見答えにくいと感じるこのような質問が聞かれる理由は、応募者のとっさの対応力を確認したいから、と言う場合がほとんど。ですから、無理に自己PRにつなげようとせず、無難な回答をしておけばOKです。
例えば、「遅刻しないようにしようと考えていました。」とか、「降りる駅を間違えないように気をつけていました。」といった素直な回答でも問題ありません。あるいは、「面接のシュミレーションをしていました。」といった回答も良いでしょう。
いずれにしても、あまり奇をてらった回答よりも、社会人としての良識ある回答が好まれそうです。
面接で聞かれやすい質問を把握して万全の対策を!
航空大手2社の面接で聞かれやすい質問をご紹介しましたが、いかがでしたか?
面接は、転職活動において最も重要で、緊張を強いられる局面のひとつです。それでも、よく聞かれる質問に対する自分の答えを予め用意しておけば、本番になって慌てることなく、堂々と面接に臨むことができるはずです。
口コミでは、JAL・ANAどちらの企業も、面接の雰囲気は「和やか」「穏やか」という声が多数でした。
面接では気負いすぎず、笑顔を意識することで内定に近づけるでしょう。
【第二新卒専門の転職サポートを受けたい方は】
【エンジニア、クリエイターの転職なら】
 
※プロモーションが含まれています
転職会議レポート編集部 オススメの転職サービス【PR】
【選ばれる理由】
【1】リモートワーク、時短やフレックス勤務などの求人を多く保有
【2】従業員の性別比率や取り組みに関する情報など、企業のスタンスを客観的なデータから把握できる
【3】正社員の求人以外にも、業務委託案件からエグゼクティブ案件まで幅広く網羅
【選ばれる理由】
【1】職務経歴書や面談アドバイスなどの手厚いサポート
【2】非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介!
【3】志望の企業へあなたの強みをアピールしてくれる