1位 論理的思考力
【面接での質問例】
- なぜ電通で働きたいのか、何を実現したいのか?(電通)
- 好きな広告は何か、その理由(博報堂)
【回答のコツ】
- 自分のことを深く「なんでなんで」と質問されても、根拠を持って答えなくてはならない。(博報堂/20代前半 女性 広告・宣伝・プロモーション)
- すべてにおいて、なぜそうなのか?といった形で深堀をしてくる質問が多い。最終面接は役員面接だが、突飛な質問はなく基本的な質問が多い。(アサツーディ・ケイ/20代後半 男性 法人営業)
- 自分の経験をどう会社で活かすことができるか、ロジカルに説明することが必要。なぜ広告をやりたいか、どんな仕事をしたいか、会社にどんな貢献ができるかなどを具体的に説明する必要がある。(博報堂/30代前半 男性 法人営業)
質問内容は思いのほかスタンダード。志望理由や学生時代に打ち込んだことについての質問が多いです。大事なのは「なぜ」という理由をロジカルに語ること。博報堂とアサツーディ・ケイについては、上位企業ではなく「なぜうちに?」という質問があるので、気になる方は対策をお忘れなく。
2位 コミュニケーション能力・柔軟性
【面接での質問例】
- 仕事で大失敗したときの話をしてほしい。(電通)
- 今日ここまで来る間に目にした、印象的なことを教えてください。(博報堂)
【回答のコツ】
- 全ての面接を通してADK らしいフラットな面接でした。広告に対する考え方などよりも、コミュニケーションスキルをじっくり見られているように感じました。(アサツーディ・ケイ/20代前半 男性 ルートセールス・代理店営業)
- 発想を考えすぎずに発言できる柔軟さが必要だと思います。自然に答える事ができ、その答えで自分はどのような人物なのかをアピールできると良いです。良いアイディアだからと対策を練りすぎて発言することが必ず良いという訳ではありませんでした。(博報堂/20代後半 男性 広告・宣伝・プロモーション)
奇をてらった発言より、いかに自然に柔軟に会話ができるかが大切なようです。普段から人とコミュニケーションをとっているかを面接官は見ています。圧迫面接もあるようなので、面接官の態度を受け止めて次の言葉を考える余裕が必要になりそうです。
3位 礼儀・明るさ・元気さ(体育会系気質)
【面接での質問例】
- 飲み会多いけど大丈夫?(電通)
- 体力の有無(博報堂)
【回答のコツ】
- 体育会系とは言わないまでも、広告会社は体力勝負なので、それは大丈夫かということは聞かれました。(博報堂/20代前半 女性 法人営業)
- 良くも悪くも体育会系な会社ですので、身だしなみ(特に頭髪)は、整えて望まれたほうが良いと思います。(電通/20代後半 男性 法人営業)
- 雰囲気に飲まれず、はきはきと答えることが重要らしいです。後から人事の人に聞きました。結構垢抜けた印象が受かるには必要らしいです。(博報堂/30代前半 男性 アートディレクター)
ハードワークで知られる広告代理店、体力はやはり必須のようです。営業もクリエイティブ担当も、クライアントと直接接する仕事のため、身なりや受け答えの態度も注視されています。電通は清潔感ある身だしなみ、博報堂はちょっと垢抜けた雰囲気が大事なようです。
4位 個性・ユニークさ
【面接での質問例】
- 突飛なマイナースポーツや、それに取り組んでいる人についてどう思うか。(電通)
- おもしろい話をしてください(博報堂)
- あなたは一言でいうと何のエキスパートですか?(博報堂)
【回答のコツ】
- 他の候補者と被らないことがとにかく重要。アピールポイントが同じ時は優れている方を選ぶため、とにかくその人にしかできないことは何なのかをアピールすることが大切だと感じた。(電通/20代後半 女性 コピーライター)
- なによりもキャラ立ちしていることが大事。だれにも負けない趣味でも、人と自分はここが違う。要はこんなキャラと簡単に伝わるようにいえることが大事だと感じた。(博報堂/20代前半 男性 Webマーケティング)
面白さやキャラ立ちも重要なポイント。3位であげた、自然なコミュニケーションの中で、キラリと光る“私だけのユニークな個性”を伝えられるとベストでしょう。
5位 コネクション
【面接での質問例】
- 社内に知り合いの方はいますか?(電通)
- どちらかの紹介があったか(電通)
【回答のコツ】
- 通称「コネ通」と呼ばれている通り、いわゆる”コネ”が非常に重要となります。コネが無いと仕事にならないこともあるため、世間からすると曲がっていると思われるかもしれません。大企業の社長のご子息などがゴロゴロいます。(電通/20代前半 男性 法人営業)
- 人脈、コネがあればアピールすべきです。その人からどんなことを学んだのか、自分が具体的に何をしたいのか、経営的な視点でビジネスを考えられるのかが、みられているように思います。学歴、資格、なんでもアピールできるものはアピールしましょう。(博報堂/30代前半 男性 WEBプロデューサー・WEBディレクター)
他業界では見られない要素「コネクション」。広告代理店には、得意先や著名人の子息が多いと言われています。親のコネなどない!という場合でも、人脈をたどって誰かと接点を持つ努力は、未来の営業マンとして必要なことかもしれませんね。
面接3大要素「ロジカル・コミュ力・体力」に、「ユニークさ」と「人脈」を!
過去記事では、外資系コンサルやメガバンクといった人気業界の面接・入社対策についても紹介しましたが、「論理的で、人当たりがよく、体力抜群」この3要素は、業界問わず歓迎される能力といえそうです。
広告代理店の場合は、これらの要素にプラスして、ユニークな発想力と人脈が重要なようですが、様々な業界を横断的に調べてみると、面接の傾向からも、やはり業界の特徴や企業の社風がにじみ出るものです。 面接の際は、自分が面接されるだけでなく、自分もしっかりと会社を見極めることを大切にしてくださいね
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