飲料会社の働きがい
あっという間に12月になり、2015年も残すところあとわずか。スケジュール帳を開けば、忘年会の予定がいくつも並んでいるという方も少なくないでしょう。楽しい宴席に顔を出せば、ついついお酒を過ごしてしまうのが人の常。お酒は仕事の活力にもつながりますが、飲みすぎには気をつけたいところですよね。
さて、宴席の主役であるビールやワインをはじめ、乾杯前の牛乳やウコン、二日酔いの時にはスポーツドリンク、食べすぎて下腹が気になりトクホ飲料…などなど、この時期はお世話になる機会が多い、飲料会社。 私たち消費者にとっても非常に身近で、親近感の湧きやすい業界ですが、そこで働く従業員の「働きがい」も気になります。
忘年会シーズンの今回は、「飲料会社の働きがい」に注目して、ランキングにまとめてみました。「転職会議」における「食品・化粧品業界」から、特に飲料を製造・販売している上場企業を対象に、「給与水準」「企業の安定性」「企業の成長性、将来性」「仕事のやりがい」「社員の雰囲気」「福利厚生」「教育、研修制度」という7つの軸で評価しています。
「働きがい」と最も相関する指標とは
さまざまな観点から評価してランキングをつくりましたが、上位企業はどの評点においても高いポイントを獲得している傾向が見られました。「働きがい」について真摯に向き合い、さまざまな視点から社員のことを考えられているからこその結果ですね。
しかしながら、1位のアサヒビール株式会社がすべての評点項目でトップだったというわけではありません。たとえば「企業の安定性」で1位になったのは、株式会社ヤクルト本社(総合では第5位)で、2位はカゴメ株式会社です。「給与水準」においては、キリンホールディングス株式会社が1位でした。
「給与水準」は、従業員にとって働きがいと連動しそうに思いますが、今回ランキングに入った飲料会社ではそうした傾向は見られませんでした。では、働きがいにもっとも影響したものはなんだったのでしょうか。 実は、「社員の雰囲気」における点数が高い企業は、他の評点においても評価が高く、「働きがいランキング」で上位に入るといった傾向がみられました。
職場の人と一緒にいる時間は、人によっては家族よりも長いもの。確かに、人間関係が良好で、社員同士の雰囲気が良いと、気持よく働けるだけでなく、チームワークが円滑になり、仕事の成果にも良い影響がでそうですよね。
社員の雰囲気を知るには
もちろん、社員の雰囲気や実態を把握するのは容易ではありません。友人や知人など、知り合いが企業内にいれば実態について尋ねたり、話を聞いて雰囲気を理解したりすることもできます。しかし、自分が転職先として検討している会社の社員が、身近にいることの方が稀でしょう。
そういう場合は「転職会議」のクチコミ情報をたくさん読んだり、直接社員と接する面接などの機会に意識的によく観察したりして、社内の雰囲気を理解する意識、工夫が必要です。 誰しも雰囲気のいい会社で、働きがいがある仕事をしたいと思うもの。働きがいを感じると気持ちよく働けますし、懸命に業務に打ち込むことができます。「今の仕事はやりがいを感じない」「もっと働きがいのある職場に行きたい」といった思いが、転職のきっかけや動機づけになっている方も少なくないでしょう。
今回は、「飲料会社の働きがい」について調査しましたが、転職を考える際は第一歩として、「働いてみたい企業の社員の雰囲気を把握すること」から転職活動を始めてはいかがでしょうか。業界の人へ質問したり、口コミ情報を活用したりするなど、適切な情報収集をすることで、転職の満足度は格段に上がるはずです。
口コミでの情報収集は気軽にできますし、新しい発見、気付きも多いはず。 興味をもったら、転職会議をのぞいてみることをオススメします。
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