1位:家族に影響する(スコア440)
- 全体的に若い会社であり、20代半ば~30代前半で係長クラスに昇進します。その分給料や仕事の権限も大きくなりますが、土曜日はほぼ出勤しなければ仕事が終わらず、朝の7時頃から夜9時頃まで日々業務をしております。若いうちから給料は沢山もらえますが、その分家庭やプライベートを犠牲にしなければいけないので、それらを受け止められなければ続けていくのは難しいと思います。(物流・倉庫/物流、購買、資材調達/30代・男性)
- 不規則な時間帯での作業に慣れる必要があります。体力勝負ともいえると思います。また不定休なのでプライベートの充実性に欠ける。週末休みではないので、周りと休みが合わない点については仕事とプライベートを両立させることは非常に難しい。したがって、家庭持ちの人たちにとっては過酷な職場環境ともいえるのではないかと思います(マスコミ・広告/編集者/20代・男性)
- 土日祝日は何があろうと仕事。家族の行事など1年に1度の事でも仕事を休めず、家族や回りの理解がないとなかなか続けていくのが難しくなり退職を決意。短期間でお金を稼ぐにはいい会社かもしれないが、継続的に行うには非常に疲れる。(専門店/個人営業/30代・男性)
- 離職理由は、営業職の場合だとワークライフバランスが保てなかったからです。給料がいいからという理由でがんばってきましたが、家庭を持つようになると早く帰れないお父さんになってしまいます。とくに共働きの家庭にはおすすめしません。定時の概念はなく、基本的に会議や勉強会は夕方からはじまります。(専門商社/法人営業/30代・男性)
もっとも多かったのは、配偶者や子どもなど、家族との生活に影響を与えるような働き方についてのクチコミ。いくら給与待遇が良くても、プライベートの時間が思うようにならないことや、周りと休みを合わせられないといった労働時間の足かせにストレスを抱えている人が目立ちました。愛する家族と過ごす時間がなかなか持てず、働き方についての理解も得られないとなると、家庭での居心地にも影響を与えそうです。
2位:結婚を決心できない(スコア333)
- 遅番シフトなので、13時22時の勤務で、プライベートの時間がとれない。カレンダー通りの仕事がやはり魅力だなと感じた。休日が少なく、給料や仕組みなど、なんとなく不明瞭な部分が多い。結婚したり子どもができてから働ける環境ではない。(教育/その他の教育関連職/20代・女性)
- 休みが少なく給料が安い。悪循環のため人間関係も上手くいっていません。有休や公休もまともにとれない。十年後の給料が2万円も上がらないとなると結婚しても子供を育てていく自信がありません。先輩もおすすめの会社ではないと愚痴をいうレベルです。(専門店/セールスエンジニア・サービスエンジニア(機械)/20代・男性)
- 仕事量に比べて給料が安い。雨の日や夏場は体力的にかなりキツく腰を痛めてしまったり身体を壊してしまう仲間もいたりした。給料もあまり上がらず将来に不安を感じ転職を検討している。拘束時間も長く将来、結婚して家族が出来たときに家族との時間が取れなそう。人の入れ替わりも激しく辞めていく社員も多い。(物流・倉庫/ドライバー・配送関連/20代・男性)
- 給与が低い。主任・一般正社員・非正社員・アルバイトどの立場でも低いです。結婚後の事を考えると不安になります。(ビジネスコンサルティング/インストラクター/20代・男性)
次に多かったのは、独身者が将来を見据えた時に、「このままでは結婚できないかも」という不安の声。その理由の多くが、給与待遇の悪さでした。独身のうちは、かろうじて長時間働くことができたとしても、家庭を持つと家族との時間や出費などは増えるため、現状に限界を感じていると転職を考えざるを得ないというのが実情のようです。
3位:子どもに影響する(スコア329)
- 実際に給与を上げるのは難しいです。試験に受かったとしても昇級まで数年は待ちますし、思い描いているキャリアパスは実現できませんでした。実際、給与が上がらないことから、子供を作る時期を見送らざるを得なかったりと、私生活にも影響しています。(総合電機/研究・開発(機械)/30代・男性)
- 妊娠、出産で退職しました。店舗で正社員店長をしていました。産休、育休を取得できるようになっており、勧められたのですが、遅番(22時まで)出勤は必須だったので実質続けることは無理でした。女性が多く働いている職場なのだから、女性が働き続けやすい環境作りがあればよかったのですが。(サービス/店長・店長候補/30代・女性)
- まず転勤が多いです。既婚者にとっては2~3年おきに転勤に伴い子供の転校や転園を余儀なくされます。(レジャー・アミューズメント・フィットネス/アミューズメント関連職/30代・男性)
- 土日、祝日に休みを取ることが困難な為転職しました。子供ができたことで、将来幼稚園や小学校との休みが合わず、子供とすれ違いの生活になるからです。給与の面でも、子供を育てようと思うと妻には働いてもらわなければ到底生活はできません。周りを見ていると、30歳を超える頃にようやく400万に届くレベルです(残業をたくさんすれば)。仕事も体力的に非常にきつく、給与に見合っているとは考えられず、転職致しました。(専門商社/販売スタッフ/20代・男性)
結婚はしたものの、子どもを養うには給与が足りないと考えている人が多数。また、子供ができたことをきっかけに辞めざるを得ない状況や、転勤で何度も子どもの環境を変えなければならない状況も、多く挙げられる悩みのひとつのようです。人ひとりを育てるのですから、大人としての責任を果たすためにも、最低限の労働条件は譲れないようです。
4位:離婚に影響する(スコア11)
- 独り身でしたらどこまでも行けると思いますが、結婚を決めるとプライベートとの両立は厳しいです。社内でも結婚してもすぐ離婚している人が多いので、仕事一本ではないと厳しいと思います。自分の休みを返上しても店の売り上げの為に頑張れる人はオススメですが、配偶者に仕事を理解させないと離婚の恐れがあります。(外食・フード/店長・店長候補/20代・男性)
- 未来が見えません。過剰労働に加え、ワークスケジュールではラインを引っ張ってあっても実際帰るのはいつになるかわかりません。休みもいつもらえるかわかりません。来週のスケジュールは出ません(店による)残業はあまりつけさせてくれません。つけ続けていると上から圧力がかかります。働いているのに、それに見合った給与をもらえないのはどうかと思います。また、私の場合、結婚をしていましたが、その関係で生活もかつかつで、コミュニケーションもとれず終いには離婚をしてしまいました。(外食・フード/その他飲食・フード系関連職/ 20代・男性)
- 一年中ノルマがあり、達成するまで毎日詰め回され、労働時間も7:00~21:30なんて当たり前。残業代も一日何時間残って働こうが2000円です。2015年2月からは家族手当も減る一方、残業時間と一人ひとりに持たされる配達件数及びノルマは増える一方です。事実、過労死した人や、長時間労働で家族との時間がなくなり、離婚するケースもすごく多いです。(物流・倉庫/ルートセールス・代理店営業/20代・男性)
- 体力的にきつく、将来家庭を持ちながら働く姿が全く想像できません。現在は休みも少ない中なんとか働けているが、これからのことを考えると自分は仕事より家庭や私生活の時間を大事にしたいと考えました。そのせいか、役職についている社員は離婚者か、未婚者が非常に多いと感じます。このままでは自分もそうなってしまいそうだったので退職を検討しています。(百貨店・量販店/販売スタッフ/20代・女性)
少数ですが、色々努力はしたものの離婚に至ってしまったという残念な声も。職場の傾向として「離婚者が多い」のは、組織的な労働環境の悪さの表れのひとつでもあります。先輩上司に離婚者が多いと、自分もそうなる前にと転職を考えるようです。
幸せを逃さないためにも、適切なライフプランニングを
薄給を理由に結婚に踏みきれなかったり、子どもを持つことを諦めたり、社会の晩婚化と少子化の理由を垣間見るような悲しい実態が見えてきましたが、会社の都合で搾取され続け、願う人生を送れないのは不本意なことです。家庭を持つことを諦めたくない人は、結婚や子育てなどに必要な時間や費用についてよく考え、人生設計をシュミレーションしてみることをおすすめします。結婚や出産までに必要な費用を見定めた上で、実現が不可能な待遇の会社であれば、思い切って転職を検討してみましょう!
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