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「バリバリ」働くか、「ほどほど」に働くかはあなた次第!電通・博報堂のワークライフバランスとは

電通、博報堂、アサツーディ・ケイの広告代理店大手3社。前回の記事でご紹介したように、退職理由ナンバーワンは「ハードワーク」でした。深夜残業が多く、締め切り前には会社での寝泊まりもいとわない広告業界。広告代理店の中の人たちは、自分たちの「ワークライフバランス」についてどう考えているのでしょうか。転職会議のクチコミから、その意識と実態を調べてみました。
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「バリバリ」働くか、「ほどほど」に働くかはあなた次第!電通・博報堂のワークライフバランスとは

電通、博報堂、アサツーディ・ケイの広告代理店大手3社。前回の記事でご紹介したように、退職理由ナンバーワンは「ハードワーク」でした。深夜残業が多く、締め切り前には会社での寝泊まりもいとわない広告業界。広告代理店の中の人たちは、自分たちの「ワークライフバランス」についてどう考えているのでしょうか。転職会議のクチコミから、その意識と実態を調べてみました。
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バカンス取得を応援。様々な休暇制度

 
・有給取得などは、積極的にとるよう会社からも言われており、比較的取得しやすいように思います。しかしながら、実際に休みを作れるかどうかは個人のマネジメント次第。仕事は何人かのチームで進めることが多く、周りに迷惑がかからないようなタイミングであったり、迷惑がかからないためのケアがなされていれば、好きなときに休める会社です。(電通/20代後半 女性 アートディレクター)

・自分で効率良く仕事をすれば、プライベートとの両立そのものは可能。ただしある程度の能力と技術等が必要なのも事実。周りに巻き込まれるケースが多い人は、いつまでたってもバランスの取れた生活は難しいかもしれない。最近になって残業を減らそうとする動きがあるが、全社的に十分な内容になっていない。もっと本気になった取り組みが必要。(アサツーディ・ケイ/30代前半 男性 広告・宣伝・プロモーション)

企業として休暇制度を整えるなどの努力はしているが、それを利用するかどうかは個人の意識や裁量次第のようです。では、具体的にどのような制度を設けているのか、その一部をご紹介します。

<電通>
・「連続休暇」通常の年次有給休暇のほかに、連続で休める2日を毎年付与。
・「特定積立休暇」繰り越せなくなる年次休暇を、限定された目的にのみ積み立て可能。
・ほか、妻の出産休暇、教養休暇、家族介護休暇、裁判員休暇、などの有給休暇多数あり
(参考URL:積極的な休暇取得の推進
<博報堂>
・「フリーバカンス休暇」年2回、5日間の連続休暇が取得可能。
・「ステップ休暇」 勤続10年目に10日間、20年目・30年目に15日間の休暇が取得可能。

「バリバリ」も「ほどほど」も、共存可能

では、女性の働きやすさはどうでしょうか。「女性の働きやすさ」に関するクチコミには、「バリバリ」というワードが頻出していました。



 
・いい意味でも悪い意味でも男女差別がないので、働きたかったらいくらでも働ける。つまり残業しようと思ったらいくらでもできるし、仕事をセーブしようと思ったら、まわりの人がいい人が多いので調整してもらうこともできると思う。女性で結婚して子供がいて、第一線で活躍している人はとても少ないので、将来のビジョンは描きづらいところがある。(アサツーディ・ケイ/20代後半 女性 法人営業)

・基本的にバリバリ働くというスタイルが標準なので、男女関わらず育児中・介護中の社員はそれなりのやりくりが必要だと思います。育児介護のための時短出勤、時差出勤、休暇などの制度は整っていますが、それに関与する社員に対する職場の空気感はさほど温かいとは言えないと感じていました。(電通/30代後半 女性 一般事務)

・女性で、上級役職クラスについている方はあまりいらっしゃらないです。結婚されていて、育児をしながら働かれている方もいらっしゃいますが、営業局や媒体局ではなくて管理課など、勤務時間が定時には終了するようなセクションの方が多く、特に営業局など会社の中枢となっているセクションは圧倒的に男性比率が多いように思います。(電通/30代前半 女性 知的財産・特許)

・WLB(ワークライフバランス)は個人の努力次第。「バリバリ働きたいなら男でも女でも同じように働くことができる」というのはひと昔前の男女平等論であり、根本的な平等があるとは自分は思えなかった。(博報堂/30代前半 男性 クリエイティブディレクター)

休暇同様に、出産育児後の女性の働き方も、本人の意欲とコントロール次第。「バリバリ」働くなり、「ほどほど」に働くなり、自分で決めて自分で頑張って、自分で周囲を巻き込め、ということのよう。ただし、実際に継続してバリバリ働けるのは、周囲の理解・環境・体力・気力に恵まれた一部の女性といえるでしょう。育児をしながらも第一線で活躍する女性はとても少ないのが現実のようです。

多種多様なワークライフバランスを認めます

個人が自分の裁量で仕事とプライベートのバランスを決めることができる広告代理店。長時間労働は止めよう!というような一般的な「ワークライフバランス」とは視点がやや異なるのかもしれません。



 
・基本は個人商店の集まりなので、思うようにコントロールできます。いや、しています。もちろん、お客様第一で働く人は、そのようにはなりません。お客様に対して、自分の働き方ポリシーを説明し、納得して頂ければ、あとはそういう人だと思われるだけですので、毎日の定時退社も可能です。基本、全ては結果主義。個人に任されている部分が大きく、それが魅力ではないかと思います。お客様やスタッフの都合をうまく調整して、ワークライフバランスを整えた働き方をしている人と、そうではなく、がむしゃらにお客様や仕事最優先で24時間365日働いている人たちとの、仕事の仕方に関する落差はとても激しいです。しかし、これも多様性が認められている証拠かと思います。(電通/40代 男性 広告・宣伝・プロモーション)

決められた時間の中で仕事をするか。休みを取らずに徹底して仕事をするか。個人の裁量に任されているという声は多く、広告代理店は多様性を認める「ダイバーシティ」組織といえるのかもしれません。

しかし、バリバリ働きたいけど育児もしっかりしたいという女性にとっては、その実現が難しい環境であることは残念ながら事実のようです。バリバリ働きたくとも、実際にはその両立が不可能なため、管理系のセクションに異動してほどほどに働き続けている女性は実際には多いのではないでしょうか。

業界を超えてお手本となり得る大企業だからこそ、時短勤務であっても適切な評価がしてもらえる、育児中の女性にも挑戦する機会が与えられる、といった事例の創出に向けて、率先した取組みをこれからも期待していきたいところです。

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