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年収別離職理由から判明!平均年収でおわるヒトと、そうじゃないヒトとの違い

これまで転職に失敗してしまう理由や転職後にミスマッチが発覚する理由など、さまざまな切り口で「後悔の残る転職」をしてしまった人々のホンネを覗いてきましたが、職場で思い悩む大きな原因として、もっとも多く挙げられたのが「人間関係」。 年代別にその理由を探ると、同じように人間関係に悩んでいても世代別に様々な事情・背景があり、その問題の根深さを知ることになりました。では、年収別に理由を探るとどうなるでしょうか?やはり同じ結果が待っていると思いますか? 気になった編集部が追加調査を行ってみたところ、年収が高い人とそうでない人とでは、とある違いがあるという傾向が見えてきました。
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年収別離職理由から判明!平均年収でおわるヒトと、そうじゃないヒトとの違い

これまで転職に失敗してしまう理由や転職後にミスマッチが発覚する理由など、さまざまな切り口で「後悔の残る転職」をしてしまった人々のホンネを覗いてきましたが、職場で思い悩む大きな原因として、もっとも多く挙げられたのが「人間関係」。 年代別にその理由を探ると、同じように人間関係に悩んでいても世代別に様々な事情・背景があり、その問題の根深さを知ることになりました。では、年収別に理由を探るとどうなるでしょうか?やはり同じ結果が待っていると思いますか? 気になった編集部が追加調査を行ってみたところ、年収が高い人とそうでない人とでは、とある違いがあるという傾向が見えてきました。
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<調査データ>
調査対象:30~40代の会社員の男女(全国)
調査期間:2016年3月22日~23日/マクロミル
サンプル数:184人、複数回答可
 

平均年収層は、人間関係が苦手?

国税庁の民間給与実態統計調査(2015年11月発表)によると、2014年の平均年収は415万円。この数字をもとに、年収400万円以上~500万円未満を「平均年収層」、500万円以上を平均年収以上を稼ぐ「高年収層」と分類して、離職理由の調査を実施。30~40代の会社員の男女184名に聞いた離職の理由を、この年収種別に分けてみたところ、平均年収層の実に半数以上(52%)が「人間関係」に不満を抱いている一方で、高年収層は約3割(34%)しか不満を抱いていないという結果に。

また、「待遇(給与、福利厚生)」への不満が同程度だったのに対し、「労働時間・労働時間(残業、休みのとりやすさ)」への不満に関しては大きな差があり、平均年収層は33%でしたが、高年収層は26%にとどまるという結果になりました。

高年収層はキャリアプラン、裁量権、会社見通しを重視

次に、高年収層が多く挙げる一方、平均年収層があまり挙げなかった理由を見てみると、「キャリアアップ・スキルアップをはかるため」が高年収ゾーンの人は26%、そうでない人は15%と開きがあり、さらに、「会社の経営方針・経営状況が変化」したことで辞めた高収入ゾーンの人が26%だったのに対し、そうでない人は11%に留まる結果になりました。また、「裁量・権限を得るため」も高年収層では比較的高い傾向が見られました。

これらのデータを読み解くと、高年収層の人は、「人間関係」への対処が相対的に見て上手、あるいは努力をしていると言えるのではないでしょうか。加えて、自分のキャリアやスキルを高める仕事を選ぶ傾向にあり、それゆえに未来の職場環境が自分のためにならないと判断したら、次のステップに進むために転職を決断していると捉えることができそうです。

「平均どまり」と「それ以上」の人のマインドの違いを口コミで比較

では、次に年収の多少に関わらず離職理由の1位となった「人間関係」について、別の調査方法で年収種別ごとのマインドの違いを見てみましょう。

<調査データ>
調査対象:年収400万円以上の男女30~40代(全国)
調査期間: 2016年1月~4月/転職会議
調査方法:「退職理由」カテゴリに書き込みのあった1,199口コミをテキストマイニングにより分析

今年1月~4月に転職会議に投稿されたクチコミから、30~40代の年収400万円以上の男女を抽出。「退職理由」のカテゴリに絞り込んだ全1,199件の口コミデータを分析し、人間関係について具体的にどのような悩みを持っているのかを調査してみました。すると、見えてきたのはこんな結果。

年収種別で差があったのは、「上司の評価方法」

この調査の中で、人間関係に対する不満について言及されているクチコミは、平均年収層が23.2%、高年収層は18.3%となり、人間関係の問題から離職を決意した割合は、マクロミルで実施した最初のアンケートと同様の傾向が見られました。さらに、クチコミの具体的な内容を調べ、その理由を細分化して見ると、上司のスキル不足、パワハラなど、人間関係への不満は様々ありますが、両者の不満の内容で最も差が現れたのは「上司の評価方法」と「トップダウン」のようです。実際のクチコミから比較してみると…

 

<平均年収層>

  • 出世するかしないかは、上司との相性次第である。営業結果ではなく、飲み会大好きです!自分大好きです!という社員が出世する傾向にある。(30代、派遣コーディネーター、女性)
  • 数字や成果を求められる仕事ではないので全て上司へのアピール次第で評価などが決まります。だからコツコツ仕事をしようとしてもそこを上司が見ていなければそれは評価されない無駄な仕事になります。上司に気に入られなければ何をしても評価につながりません。(40代、管理系事務職、男性)
  • 一つのブランド内で業務が細分化されており、そのセクションごとに所属が違ったりするので業務をする上で「私はここまで」と線引きする人が多い。チームワークが取りにくい。評価対象者である上司に対するアピールや、仕事やってます!パフォーマンスが上手な人が評価が高いので、地味にコツコツ派の人は不向き。(30代、商品企画、女性)
  • 上司に好かれない限り、何年働いても給料を増やしてもらうこともなければ、重要なポジションも与えられない。人事制度はあまり良いとは思わないのです。余程頑張らないと表彰されないし、ステップアップも不可能に近いと感じます。(30代、広告・宣伝、男性)
 

<高年収層>

  • 評価がアピールの上手さだけで決まる傾向がある。アピールが下手だとなかなか良い評価を取ることができない。日頃から上司とコミュニケーションをとっておき自分がやっている業務の内容を理解しておいてもらわないと良い評価は勝ち取れない。だが、逆に根回しをしっかりして置けば成果が多少いまいちであっても良い評価がとれる。(30代、研究・開発、男性)
  • 人間関係は良い部署だと思う。最初は先輩がきっちりついてくれてアドバイスしてくれるのでそこで人間関係をつくればそのあとの会社生活はうまくいくと思う。あとは自分自身でいろいろ勉強しながら知識をつけていける。(30代、品質管理、男性)
 

このように、平均年収層の「上司の評価方法」は、昇進昇給は上司に気に入られるかどうか次第、というニュアンスのクチコミが目立ち、評価に対する不公平感への不満が見て取れます。一方、高収入層では、同様の不満や悩みを持ちつつも、自分の評価をみすみす落とさないために、評価を高めるためにどう立ち回るかなど、人間関係構築の必要性を感じて努力している、という印象。
同じ不満を持ったとしても、それを乗り越えるための対策をなんとか打とうとする姿勢が垣間見れました。そのマインドの違いが平均年収で留まる人と、それ以上稼ぐ人の違いなのかもしれません。

高年収層は、裁量を発揮できない「トップダウン」を嫌がる

もう一つ、年収種別で回答に差が見られたのが、上から降りてくる命令にそのまま従うスタイルの「トップダウン」体制への不満です。企業のリスクをとらない姿勢や、自分で考えて実行するプロセスがないこと、言われたことをそのまま遂行することなどに対する不満の声は、両者に見られましたが、高年収層の方がそういった口コミが含まれる割合が大きいようです。

 
  • 基本的に業務はトップダウンで、会社が決めた戦略を遂行することに重きを置かれます。しかしながら一流企業というプライドはあるものの、戦略がお粗末な為、現場がいつも振り回されます。(30代、法人営業、男性)
  • ボトムアップ型の自由カッタツな風土で働きがいのある本当に良い会社であったが、数年前から企業方針を変えたように思う。成果・効率を第一にトップダウン型の企業になってしまった。短期間での成果ばかりを求め、新規開発をするような風土はもうない。実際に量産に直結しない研究部門は縮小方向。リスクのないシステム買いが拡大傾向のように思う。(40代、制御設計、男性)
 

このように、高収入層はやる気を奪われ、自分の裁量を発揮できない職場環境を「つまらない」と感じ、やりがいを求めて別の刺激的なフィールドを探し求めるために転職を決断しているようです。

平均年収以上を稼ぐための3箇条

以上のことから、高年収層が持っているマインドを意識して持ち、行動化していることを真似するだけでも、平均以上の年収を稼ぐ手段になると言えそう。ポイントをまとめておさらいしてみましょう。

 

1、人間関係は努力して向上させるもの

嫌な慣習が残っていても、古い体質の上司がいても、それを嫌がり無難に避けるのではなく、その中でどのように向き合えば自分の評価が高まるか、見極めるための努力をしてみましょう。これまでソリの合わなかった上司とも、上手くコミュニケーションが取れるようになるかもしれません。上司とのコミュニケーションを諦めず、自分の実績や悩みを意識的に伝えることを心がければ、これまで気づいてもらえなかったあなたの良さが評価されるようになるのではないでしょうか。

 

2、キャリアに自覚的になろう

高収入層に倣い、まずは自分なりに節目やゴールを設定したキャリアプランを立ててみること。この仕事を達成すればこんなスキルが身につくはず、などとポジティブな未来を描くことができれば、目の前の小さな仕事にもやりがいを見出すことができそうです。そして、計画したキャリアプランを大きく妨げる会社の方針転換や経営改革に直面したら、別の職場にも目を向けることです。

 

3、キャリアを妨げる環境は捨てて良い

いくら業績を維持するためでも、トップダウンの経営で会社の利益ばかりを追求する環境なら、自分のスキルは組織のシステムに組み込まれたツール以外として活躍することは望まれていないのかもしれません。社員の個性やアイデアを重視して事業拡大につなげてくれる会社は他にもあるはず。望む経験やキャリアがどう頑張っても得られない環境なのであれば、転職を考えてみても良いかもしれません。

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