幅広い分野の案件に携われ、確実に成長できる環境
――みなさんが感じているジョンソンコントロールズならではの魅力、やりがいを教えてください。
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Y.K.:私は同じ業界からの転職で入社し、フロントライナーとしてサービスやメンテナンス業務を担当しています。前職は下請け会社ということもあり、極端に言えば言われたことをやって、何かあったときの責任は元受会社がフォローしてくれていました。しかし今では、自分で考えて作業をしたり、協力会社にお願いしたりと、自らが発信して取りまとめることができるので、それがやりがいであり魅力だと感じています。
また、メンテナンス業務の派生からいろいろな業務の経験ができる点も当社の魅力ですね。例えば、中央監視装置の更新業務などは、パソコンやサーバーを使用するので、自然とITの知識も得ることができます。改修工事に携わった際には、電気工事、ダクト工事、配管工事など、いろいろなことを経験することができました。
M.K.:私もY.K.さんと同様になってしまうのですが、業界でのネームバリューもあり、さらに自動制御設備の設計という専門性の高い分野であること、そして、データセンターや病院、オフィスビルなどいろいろな用途の建物の設計に幅広く携われる点が弊社の魅力だと思います。
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技術者であることの面白みは、専門性の高さが評価に直結する点だと思います。求められるスキルや知識の難易度も上がり続けますが、経験を積めば積むほど着実に評価に繋がるという実感があり、モチベーションアップも図りやすいです。当社は専門分野が明確なため一人の技術者が受け持つ案件量が他社に比べて多く、自身の成長とやりがいに直結しています。専門性の高さは「誰にでもできる仕事ではない」という自負と仕事への誇りを生んでくれますし、周りには知識豊富な尊敬できる先輩方もいるので、意見や指導をいただきながら成長を実感しています。
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T.T.:私は法人営業としてビルオーナー様に直接アプローチをする必要があるため、時には飛び込み営業などの泥臭い仕事もします。ただ、この業界は凄くニッチなので競合も少なく、他業界の営業と比べ専門性が高く価値を伝えやすいため、双方Win-Winとなれる提案ができていると感じています。大型の案件だと受注までに平均で3年くらいはかかるのですが、飛び込みから始まって、数億円規模の受注にも繋がる点は営業として一番の魅力を感じます。年功序列はなく、自分の実績に伴った平等な評価やインセンティブが支給されることも魅力のひとつです。 例えば、会社の利益に大きく貢献したトップ営業を各国から集めて表彰する祝賀イベントが毎年世界有数のリゾート地で大々的に開催されます。私も昨年参加してモチベーションが高まったのは勿論、海外で働く従業員との出会いも良い刺激になりました。
また、当社の革新的な姿勢にも魅力を感じています。建設業界は国内の歴史も長く、安定している一方で固定観念に囚われやすい面もあります。当社は近年IoTやAIの技術を積極的に取り入れ、ビルのスマート化を推し進めていますが、こうした最新技術を用いた提案がお客様の「変わらない」という固定観念を崩す瞬間があります。さらに当社はグローバル企業なので海外事例から多角的な視点を取り込むことができ、お客様から「教えてほしい」とご相談をいただく機会から深い信頼関係を築き上げることも可能です。変わらないと思われていたものに変化を起こすことができる瞬間は非常にモチベーションも高まりますし、高い技術力とグローバル規模を兼ね揃えた当社ならではのやりがいではないでしょうか。
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S.S.:前職ではサブコンと呼ばれる、ジョンソンコントロールズを下請けとする立場で働いていました。しかし、当社の社員と接しているうちに、誠実に対応してくれる姿勢に惹かれ、この会社でスキルアップしたいと思うようになりました。入社後はお客様と関わりながら仕事をする機会が多くなり、一緒に改善案を考えながらモノを作っていくという部分にも魅力を感じています。
――サブコン側の気持ちが分かっていると、提案もしやすそうですね。
S.S.:そうですね。それぞれのお客様がいるなかで、お互いの気持ちが分かるので自信にも繋がります。お客様と会社の双方がWin-Winになる関係性が凄く楽しいですし、お客様から喜んでいただき、感謝されることにやりがいを感じています。自分が想定していた以上にスキルアップが図れており、“人生が変わった”と言っても過言ではありません。意見も通りやすくて、本当に驚いています。
――S.S.さんはフロントライナーとして入社後、現在は営業としてご活躍されていますが、なにかきっかけがあったのでしょうか。また、営業とフロントライナー双方の経験を通じて、得たことや、感じたことを教えてください。
S.S.:私がフロントライナーとしてお客様からの信頼を得ていたことを評価していただき、営業として抜擢されました。新しく設立された部署で、フロントライナーと営業の双方の立場を理解し、さらに顧客視点を持つ人を探していたそうです。弊社は横の繋がりが強く、フロントライナーだけでなく設計の意見も聞けるので、会社全体を深く理解することができます。
“現場に根付いた研修“が強み
――御社では“多様な研修メニュー”があると伺っていますが、魅力的に感じた点や学びを得た点、研修で得たものを今後どのように活かしたいかなどについてお聞かせください。
Y.K.:メニューは本当に幅広いのですが、例えば技術系の研修ですと実際に機器を操作しながら受けるデモ研修や、実際に自分の担当する現場のシステムや温度データの値などのリアルな数値を基に提案書の作成法を学ぶ研修などがあります。知識や経験が少ない若手社員にとっては実益を伴う実践的な研修があることは大変ありがたいです。
――実際に使用しているデータを用いて研修を行っているのですね。
Y.K.:そうですね。一般的な研修であれば、講師が指定した数値をひたすら計算し、 “できました”で終わると思います。ところが弊社の研修では、実際にフロントライナーが扱っているデータを使用しながら、講師から見逃していた課題や改善点、実際の提案資料まで指導していただくことができ、非常に実践的です。
M.K.:同感です。弊社の技術研修の魅力は、実際の仕事に直結する内容であり、自分の成長を感じることができる点だと思います。例えば資格の勉強に関しても、前職では “この資格はとりあえず取っておいた方が良さそう”という雰囲気だけだったのですが、この会社に入ってからは、“何年目でこの資格を取りましょう”といった明確な基準が決まっているので、非常に勉強する甲斐があります。
――資格を取るペースまで会社側でプランニングされているのですか。
M.K.:技術職には社内認定制度が適用されていて技術レベルが4段階に分かれており、それぞれのレベルに達する要件が明確に示されています。それぞれのレベルに必要な資格や研修も整理されていて、Web上のカレンダーに掲載されている研修日程を見ながら、自分に必要な研修を自ら組み立てていくことができます。
――前職でも取得すべき資格に対する研修等のサポートは明確だったのでしょうか。
M.K.:前職では、資格を取得した時点で報奨金が出る制度がありました。弊社の場合、資格の勉強を始める時点でサポートを受けることができます。
T.T.:当社の技術系の仕事は非常に専門性が高いと思いますが、研修制度が整っているので中途入社の方も安心ですよね。
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実は私たちのような非技術者向けの“技術研修”もあり、自由に受けられるようになっています。営業の人間は技術に関して疎いところがあるので、そこで得られた知識というのは営業活動の中でも非常に役立っています。他にも、高額なため自己負担が難しい外部研修を受講できる機会も多くありますし、スマートフォンのアプリで受講できるオンライン研修など、移動の多い営業としては嬉しいシステムが揃っています。
S.S.:社員のスキルアップは会社の利益やサービスクオリティの向上に繋がるのはもちろんですが、当社の研修はあくまでも個に焦点をあて、それぞれが自己成長の実感までできる仕組みになっているように感じます。 自己成長の実感はやりがいやモチベーションに直結するので、仕事を続けるうえで他社にはない魅力と捉えています。
世界に進出している企業だからこそ、得られる経験がある
――御社には“グローバル研修”があると伺っています。具体的にはどのような研修なのでしょうか。また、その研修でどんなことを得られましたか。
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Y.K.:“グローバルエクスペリエンス研修”のことですね。入社3~5年目くらいの若手向けの研修として毎年開催されており、上司の推薦を受けた社員が上海に新設されたアジアパシフィックの本社に行き、会社について理解を深める研修です。 私は英語が得意ではなかったので、コミュニケーションは十分に取れなかったのですが、参加をきっかけに英語の学習意欲を刺激されました。また、各国の建設業界のビジネスやルールの違いを学べたので、視野を広げることができたと感じています。
T.T.:上海本社社屋での座学や、中国国内の工場の見学もできますし、将来有望であろう各国の参加者との交流やディスカッションからは非常に良い刺激を受けます。S.S.さんのときはどうでした?
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S.S.:研修制度の話とは少し変わってくるのですが、先日アジアの方が東京にいらした際に現場案内を行い、日本国内の業務や戦略、売り込み方法などを説明しました。やはり国によって大きな差があるようですね。先程の研修も含め、実際に各国の人と意見交換をしながら違いを学ぶことのできる機会は、新鮮かつ貴重な経験ですよね。
T.T.:海外の優秀な同僚から日本の技術力を褒めていただけると嬉しいですよね。研修で知り合ったシンガポール人の同僚と連絡を取り合い、ビジネスに発展したという話も聞いています。研修を通してグローバルなビジネスに発展する機会もあると思うと、改めて大きな会社だと実感できます。
なりたい自分になれる会社
――では最後に、みなさんが描いているキャリアプランについてお聞かせください。また、今後どのような仕事に挑戦していきたいとお考えでしょうか。
Y.K.:現在は業務の他にチームリーダーとしてチーム全員の取りまとめを行っているので、マネジメント能力を高めながら、引き続き技術力や対応力の向上を目指したいです。また、弊社は能力を正当に評価してもらえる環境があるため、他社と比較すると若手の管理職も多くいます。ですので、私もステップアップの一環として、いずれは管理職に就きたいと考えています。
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M.K.:私は研修制度などを利用して設計としての力を付け、データセンターやサーバールームなど社会インフラの中枢となるような規模の大きい施設の設計をこなせるようになりたいです。将来的には社内公募制度を利用して、設計としての力を糧に違う職種に挑戦することも選択肢の1つですし、キャリアの可能性を幅広く持てることも当社の魅力ですね。
T.T.:営業スキルは個のセンスやヒューマンスキルに頼る部分も多く、継承していく難しさがあると思います。ですので、今後いかに可視化し、標準化できるかという点は、1つの課題だと感じています。将来役職に就きたいと考えているので、部下への伝え方や会社が成長するような指示の出し方を学び、力を付けていきたいと思っています。
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S.S.:弊社に入社してからの8年間で世界の方々と交流する機会が増え、日本の技術力の高さやグローバル規模での価値観を感じ、スキルアップを図ることができました。今後はこの経験を活かして後輩たちを指導し、一人でも多く互いに成長できる人材を育てたいと考えています。 また自身も各国の方と交流して得た知識を発揮しつつ、全国のお客様に弊社の魅力を展開できるような人材に成長したいと考えております。
取材・文/髙橋美奈都 撮影/吉田真奈美
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