総合的に自分のスキルを鍛えてくれる環境で成長したい
――深堀さんが富士ソフトに入社された経緯を教えてください。
深堀さん:はじめの会社で開発を経験した後、インフラエンジニアとして働いていました。20代後半になり、リーダークラスのポジションで仕事を任せられるようになってきた頃、常駐先の会社にいた一人のプロジェクトマネージャーに出会ったことで、とても刺激を受けました。
私と2、3歳しか変わらない人でしたが、技術面の知識が深く、クライアントとの進捗管理も円滑に進められる人で、プロジェクトの推進力がとても高くて。PMのロールモデルのように活躍する人の働き方を間近で見たことで、以前から抱えていたステップアップしていきたいという気持ちがより強くなり、転職を決意して昨年の11月にこの会社に入社しました。
――自分が成長できる会社は他にも候補があったと思いますが、決め手は何だったのでしょうか?
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深堀さん:同時期に応募した企業のうち、半数の会社に内定をいただいたんですが、悩んだ上で最終的に絞り込んだのが富士ソフトを含む2社でした。もう一社も自分の考えと共感する部分が多かったのですが、自分がこれまで経験してきた路線からは少し離れてしまうと感じていました。
私はソフトウェアとインフラは切っても切り離せない関係だと思っているのですが、富士ソフトはものづくりをメインに取り組む会社ですから、自分が目指す方向と重なりましたし、この会社でももうひとつの会社で出された要件は求められるはずなので、総合的にスキルを伸ばせると思い、入社を決めました。
新市場にも攻めの姿勢で挑むことが、エンジニアが活躍できる場所を生み出し続ける
――現在は金融事業部でITアーキテクトとして働いていらっしゃいますが、具体的にはどのような業務を担当されていますか?
深堀さん:お客様の会社で、ビットコインに関するFinTech(フィンテック)領域のプロジェクトを推進しています。
――今年の4月から仮想通貨関連法が施行開始されたことで、注目が集まる領域ですね。
深堀さん:まだ発足したばかりのプロジェクトなので、開発チームやプロジェクトマネージャーといったメンバーもまだおらず、要件定義から始めてこれから実証実験に入っていくという段階です。
――入社されて間もないのに、プロジェクトを立ち上げるフェーズで指揮を任されるというのは異例の抜擢ではないですか?
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深堀さん:いわゆる超上流の工程で、とてもやりがいを感じていますが、私自身はこの段階でプロジェクトに参画する経験は今回が初めてです。グループの上長からも、本来ならテスターから入って順番にステップアップをしていくところ、いきなり一番上から行っちゃったねと言われています(笑)。
――ご自身では言いづらいかもしれませんが、どのようなところが認められたと思いますか?
深堀さん:以前、社内でビットコインの取引履歴を記録するブロックチェーンのシステムを組み、実証実験のようなことを行った経験があり、おそらくそれがきっかけでチャンスをいただけたのだと思います。
――富士ソフトは、お客様に積極的に技術を提案してプロジェクトにつなげていく攻めの経営を行う印象ですが、そうした姿勢が今回のFinTech領域の取り組みにつながっていると思いますか?
深掘さん:おそらくお客様から依頼いただく以前から、社内で自主的にFinTechの研究をしていたからこそ、実現までスムーズに運んだのだと思います。必要に迫られてから着手するという動き方をしていたなら、私は今、この案件を担当していなかったかもしれません。そう考えると、新しい市場にも機会損失がないスピード感でチャレンジする姿勢があることは、向上心のあるエンジニアにとって夢を叶えやすい場所だと思います。
フラットな評価で個人の成長を応援する環境だから、仕事に没頭できる
――転職会議のクチコミでも、深掘さんが異例の抜擢をされた例が示すように、富士ソフトには学歴や経験といった軸ではなく、個人の能力や姿勢をフラットに評価してもらえるという書き込みがありました。
深堀さん:今いる部署の課長が30歳ですので、まさにその例です。ここでは年齢も関係なく、やる気と実力さえあればそういうポジションに就くことができます。学歴や経歴といったことも大事ですが、富士ソフトはそこから個人がどうやって活躍しているかきちんと見てくれる姿勢があります。
――言い換えると、富士ソフトは社員個人がやりたいことやできることを手を上げて伝えると、聞く姿勢を持っている会社だということですね。
深堀さん:筆ぐるめなど自社で開発するプロダクトも多く、社内・社外の案件を問わず革新的な技術に触れる機会は多い環境です。積極的に思いをぶつければ、やりたい仕事を任せてもらえるチャンスはあると思います。
――自由度が高い働き方ができるという書き込みも目立ちます。
深堀さん:この会社の強みは、開発もインフラも高い技術レベルを持つエンジニア部隊がいて、双方を一気通貫で提案できること。エンジニアにとっても、希望すれば開発もインフラも経験させてもらえるという魅力は大きいはずです。
――評価される個人としても、納得できる制度だと感じられますか?
深堀さん:どのように個人を評価するかは、上司とも面談の場で話をします。もしも疑問があれば理由を聞き、お互いが合意した上で目標を目指すことができます。会社と個人がフラットに話すことができる関係性が築けていることも、富士ソフトの魅力の一つです。
私の場合は、始まったばかりのこのFinTech案件をいかにプロフィット化していくかが使命だと思っています。現段階では要件定義を固めるフェーズですが、最終的には対価をいただけるプロジェクトとして成立させる必要があり、そこが評価にもつながってくると思います。
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――大規模で革新的な技術に触れるチャンスがある一方で、労働時間などを犠牲にするワークスタイルが課題になる職場も多いと思いますが、富士ソフトは多くの人がワークライフバランスを取りやすいとクチコミで触れています。
深堀さん:残業削減の取組みを実施しており、部署の平均残業時間が月25時間未満となるよう目標設定しているため、労働時間は守られていると思います。会社としても有休取得を促しているため、取得しやすい文化があり、フレックス制度を利用して自由な働き方をしている人は多いと思います。
与えられたチャンスを活かし、ITアーキテクトという職務を極めたい
――ITアーキテクトというポジションも新しい概念だと思うのですが、具体的にはどのような立場でプロジェクトを推進されているのでしょうか?
深堀さん:おそらく、ITアーキテクトとはどんな職種だと聞かれたら、エンジニアによってさまざまな答えが返ってくると思います。私は技術スキルが備わっている上で、開発のメンバーやお客様とコミュニケーションを取ることができる能力が必要不可欠なポジションだと思っています。
お客様は、自分たちが使う業務要件の定義については細かくご要望を伝えてくれますが、意外と見落とされがちなのが、その下でシステムを支える非機能要件の定義です。システムを継続して稼働させるための可用性やセキュリティー面、そしてそのシステムに移行するための方法など、ベースとなる部分を漏れなく抑えておかないと後々の業務に影響します。
そうした日々の業務には直接関係がなく、お客様が踏み込んで考えにくい重要な機能について提案し、サポートするのがITアーキテクトの役目だと思っています。
――転職をされて間もないですが、富士ソフトに入社後、理想としていた働き方はできるようになりましたか?
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深堀さん:以前は転職を考えるきっかけになったプロジェクトマネージャーのような働き方を目指していましたが、富士ソフトに入社して、ITアーキテクトという職務を初めて意識するようになりました。新しい概念のポジションですので、自分が何を求められ、何を達成すべきかを自問自答する毎日ですが、ミッションを研究しながら目標を定めていくことがとても楽しく、興味を持って仕事に取り組むことができています。
――深堀さんがこの仕事を通じて、達成したいことを教えてください。
深堀さん:このように新しいポジションに携わるチャンスをいただいたからには、ITアーキテクトとしてこの業界で一目置かれる存在に近づいていけたらと思っています。
特に、FinTechという先端技術は、国内でもまだ一握りの人しか活躍していない状況です。ブルーオーシャンである今なら、そのような目標にも手に届きやすい距離にあると思います。
今は与えられたチャンスを活かして活躍できるITアーキテクトになりたいと思っていますし、富士ソフトなら、次に新たな市場の波が来た時にも活躍しやすい場所を必ず用意してくれるはずなので、しっかり経験を積んで自分を磨いておきたいと思います。
取材・文/ドラドナッツ
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