新しい取り組みを後押しするチャレンジ精神
――御社は、比較的浮き沈みの激しいIT業界の中でも堅実に成長を続けてきているそうですね。
宮崎さん:当社は創業以来、安定した右肩上がりの成長を続けています。社員数も、設立3名からスタートし、現在は約500人まで増えました。堅実に積み上げてくることができた背景には保険、製造業、会計、DB、インフラなどの各分野で専門技術を磨き、優良なプライム案件を受注できている経営基盤があります。
今後も新しく業務や技術の分野を広げていくための人手を補充していきたいという思いがあり、優秀な技術者を積極的に募集しているところです。
――明るい未来の担い手を集めるための採用なのですね。横山さんも、こうした会社の成長性に魅力を感じてシステムエグゼに転職されたのでしょうか?
横山さん:私は、前職でパートナーとしてシステムエグゼと接点があったのですが、その頃は特にどこかに転職したいとは考えていなかったんです。でも、この会社で働く人々の人柄に触れ、とにかく雰囲気が良い会社だという印象を持っていて。ここなら長く働くことができそうだなと思っているうちに、縁あって昨年1月に入社することになりました。
――転職する気がない人をその気にさせたのはすごいことですね。実際、この会社で働くようになり、どのような印象をお持ちですか?
- 横山さん:この会社には、とにかく新しいことへのチャレンジに積極的で、変化を求める風土があると思います。
初めはプログラマとして業務を担当していましたが、1年経って慣れてきた頃から、新たな経験としてプロジェクトリーダーを任せてもらえる機会をいただいて。社歴や年齢に関わらずチャレンジさせてくれることを実感しましたね。
私はシステムエンジニアが一番目指すべきものは、マネジメントの経験だと考えています。もちろん、スキルを持ってつくることに没頭したい人もいると思いますが、色んなことをやってみたいという気持ちがある人は、プロジェクトマネージャーやリーダーといった、お客様と密に関わるポジションでやりがいを感じられると思うんですね。現在は3つのプロジェクトを任せてもらい、私自身とてもやりがいを感じています。
リーダーでも残業が少ない労働環境
――プロジェクトを複数兼任で管理するというのは、平均的なのでしょうか?
横山さん:プロジェクトによると思いますが、私はうまく工夫することで、複数案件を兼任しても、あまり残業をせずに18時頃に帰ることができています。おそらく、誰よりも残業時間が少ない自信があります(笑)。
――管理の仕事を任されると、負担が増えて労働時間にも影響を与えると考えがちですが、定時近くに帰ることができるのは意外です。
宮崎さん:当社の実際の残業時間は管理職を除き、月平均17時間なんです。管理職も直近ですと月平均27時間という数字が出ています。その中でも、横山は工夫して、残業時間を減らしているようですね。
- もちろん、忙しい現場では残業が多く発生することもありますが、恒常的というわけではなく、固定残業時間以上残業が発生した場合は、勤務表で申告した残業代が支払われます。
――御社は労働時間についてしっかりと管理されているんですね。
宮崎さん:企業理念としても社員の満足度向上を掲げていまして、残業が80時間を超えた人には本人が希望すれば面談を実施するなど、会社としても今年から労働環境の見直しを強化しています。
残業時間だけではなく、他にも人生の転機に合わせて長く働くことができる制度があります。育児休暇は当社では3歳まで延長。子育て期間の短時間勤務も小学校3年まで取得できるようにしています。個人の事情に対して、柔軟に制度として配慮していきたいという思いがあり、ここ2年ほどの実績では、10人近くが出産後、全員育児休暇を取得、復職予定です。
出る杭をもっと伸ばす教育制度
――社員のプライベートを尊重する風土があるのですね。他にも、クチコミを見ると「セミナーが充実している」「多くの研修制度がある」など手厚い教育システムに対する書き込みが多い印象です。
- 宮崎さん:私たちは「出る杭を伸ばす」という言い方をしているのですが、教育予算として年間6000万円を用意し、一人ひとりのキャリアに合わせた成長をサポートしています。
例えば、階層別、キャリア別など、社員のレベルに応じた研修を実施していて、例えばポジションごとにチーム長研修、部門長研修、プロジェクトマネージャー研修、本部長研修など、それぞれ外部講師を招いて開催します。eラーニングや外部セミナーへの参加も奨励していて、業務の合間に皆さん受講されていますね。
――実践的なところは現場で学ぶことが多いと思いますが、知識を集中して学ぶ機会が多く与えられているのは素晴らしいですね。
宮崎さん:すべて現場任せにするのではなく、会社として戦略的に教育を行うために、時間もお金も投資は惜しみません。資格の取得も奨励していて、受験費、教材費の負担はもちろん、合格者へは報奨金を支給するなど、社員のスキルアップを全面的に支援しています。
また、毎年年初に一年で達成すべき目標を立て、この達成度合いに応じて評価する制度を設けています。業績や勤務態度などが評価項目になる例が多い中、当社では、学習目標の達成や、資格取得が採点項目として入っています。
――現場でのサポート体制はいかがでしょうか?
横山さん:現場では、個人によって業務量の差が出たりすることがないように、最大6人のチーム制を設け、定期的なミーティングをするなどフォローし合うサポート体制をとっています。
私のチームは現在6人で、自社オフィスに2名、お客様先に4名と、普段は別々の場所で作業していますが、月に4回顔を合わせてチーム会議を開き、状況報告や学んだことを共有したりしています。勤務場所が異なる社員間でも情報を共有し合い、困っているメンバーがいれば気づいて声をかけられる距離感を保てています。
- もう一つ言えるのは、上司や先輩との距離も近く、とても話しやすいということ。この会社に入社してから、新しいことへ挑戦する機会をいただくことが増えたのですが、自分が知らないことに挑戦するのはやはり大変なことでもあります。未経験であるリーダー、新人教育など、それぞれに配慮や工夫が必要で。ありがたいことに、周りには必要な知識を教えてくれる、頼りがいのある上司や先輩が多かったので、よく相談に乗っていただきました。
――分からないことを気軽に相談しやすいフラットな文化があるんですね。
宮崎さん:社長自らがイノベーションを大切にする姿勢を持っていて、社員にも積極的にアイデアを提案するように呼びかけているんです。5人中4人が笑うようなアイデアでも成功することがあるから、迷わず提案してほしいと。実際にこうしたアイデア提案から当社独自のプロダクトが生まれ、販売に貢献しているものもあります。上からの指示ではなく、現場の社員から提案があがってくることが、成長の原動力の一つになっています。
終身雇用を保証した上で、実力を評価する
――トップとの距離の近さが、個人の向上心を後押ししているようにも感じます。
宮崎さん:他社にない取り組みの一つだと思うのですが、当社では社長や役員が自ら社員にレクチャーする塾を開いているんです。社長自身、就任するまで大規模なプロジェクトのプロジェクトマネージャーを経験してきましたし、役員も全員元エンジニア出身。それぞれの経験や得意分野を下に伝えていくために、プレゼン塾、アーキテクト塾など、トップが有志の社員に自らの経験を伝える機会を月に1回ほど持つようにしています。
――成長志向のある人には最適な環境ですね。
宮崎さん:システムエグゼはまだ若い会社ですので、スピード感があり、常に成長を目指しているため、やりたいことを実現できる環境が整っています。中途入社の方にも実力に応じてすぐにポジションが回ってくるチャンスが十分にあります。実現したいアイデアがあるのに、今の会社では実現しにくいという方や、自分は出る杭だと思っている成長志向のある方には是非来ていただき、良い意味で会社を利用して更にキャリアを積んでいただきたいと考えています。
――自ら努力すれば、正当に評価してもらえる透明性が伺えます。
宮崎さん:「終身雇用、実力主義」という考え方が当社にはあります。すべての社員に安定した雇用を保証し、長く働いていただき、また年功ではなく、実力で評価しています。雇用が安定しない状況では、落ち着いてキャリアアップに取り組めないと考えているため、終身雇用を推進しています。また年功ではなく実力で評価することにより、出る杭を伸ばすことが、結果的に会社全体の成長につながっています。
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