突然ですが、問題です。 セクハラ、パワハラ、モラハラなど、職場で横行する“大人のいじめ”。最近は多岐に渡るシーンでの嫌がらせ行為を「新型ハラスメント」として名称化する動きが活発化しています。 次の10のハラスメントのうち、みなさんはいくつ正式名称を答えられますか? (答えは一番最後にあります。)
1.ジェンハラ
「やっぱり女性には難しいか…」「男だったらこれくらいできるでしょ」など、性別を特定して嫌味を言ったり責任を押し付けたりする行為。多くのケースで性別に関係なく無理難題を押し付ける時にみられます。
2.アルハラ
「ぜんぜん減ってないじゃないか、ほら一気!」「飲みが足りないぞ」など、先輩や上司などが飲めない部下にお酒を無理やり進める迷惑行為。救急車を出動させるまで追い詰めることも。
3.スモハラ
喫煙者のたばこの煙が職場で害を及ぼすこと。多くの会社では職場の分煙化が進んでいますが、飲み会など外出先で「吸ってもいい?」と言われると断りづらいもの。たばこは吸うけれど、他人の煙は嫌だという人も。
4.スメハラ
数あるハラスメントの中でも、自覚症状なしに「臭い」で周囲に迷惑をかけてしまうタイプ。体臭はともかく、にんにくを大量に食べた後や、たばこの残り香を身にまといながらデスクワークをすることは、時と場合によっては迷惑行為になることもあるので気を遣いたいところです。香水や柔軟剤のにおいも、強すぎると嫌がられる原因に。
5.ソーハラ
SNSでのつながりはプライベートのみにしたいのに、上司や先輩から友だち申請されると断りづらいもの。気軽な投稿ができなくなるどころか、いいね!などのアクションを要求されるなど、職場以外でも管理下に置かれているようで気疲れしてしまいます。
6.ブラハラ
「典型的B型だね」「それA型っぽい」など、血液型別に性格を判断されたり仕事の評価を下されたりする行為。何型かと尋ねた上で「やっぱりね」と言われる場合は、血液型に関わらず嫌味を言いたい可能性が強そうです。
7.エイハラ
「今まで何を学んできたの?」「ああいう年のとり方はしたくない」など、年少者が中年層の年上に対して辛辣な言葉を投げる行為。窓際族としてひっそりと定年を迎えようとしても、そうはさせない厳しい時代になっているのかもしれません。
8.テクハラ
「使い方、わかるよね?」「何度も説明したと思いますけど」と、ITや機器の扱いにうとい人に対する手厳しい対応。わざと難しい専門用語を並べて外国語のようにまくし立てる人は、自分に陶酔しているだけかも?
9.カラハラ
飲み会の二次会など、歌いたくもないのにカラオケに無理やり付き合わされる迷惑行為。「歌わなくてもいいから」と連れて行かれるのは、結局自分の歌をほめてほしいから?
10.セカハラ
「あなたには問題がなかったと言える?」「あの人はそんなことしないと思う」など、度を越す嫌がらせの被害に耐えかねて相談したのに、被害を受けた側にも落ち度があったように指摘する行為。勇気を出した結果がこんな返しだと、頼れる場所がなくなってしまいます。
知らず知らずにあなたも加害者?
グルハラ(グルメハラスメント)やマリハラ(マリッジハラスメント)など、挙げるときりがないほど増え続けている新型ハラスメント。今回ご紹介したものの中には「自分もやってしまっているかも」と胸に手を当てた人も少なくないはず。笑って済ませられる程度のものなら良いのですが、深刻な問題に発展しないためにも、周囲の気持ちを確認しながら良好なコミュニケーションを心がけてくださいね。
- <クイズの答え>
- 1.ジェンハラ=ジェンダーハラスメント
2.アルハラ=アルコールハラスメント
3.スモハラ=スモークハラスメント
4.スメハラ=スメルハラスメント
5.ソーハラ=ソーシャルハラスメント
6.ブラハラ=ブラッドタイプハラスメント
7.エイハラ=エイジハラスメント
8.テクハラ=テクノロジーハラスメント
9.カラハラ=カラオケハラスメント
10.セカハラ=セカンドハラスメント
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