30分以内の配送や、屋外に冷えた飲み物を届けるサービスも
今年5月、楽天は自律制御システム研究所と共同開発したドローンで商品の発送を行う「そら楽」をリリース。その第1弾として、千葉県のゴルフ場「キャメルゴルフリゾート」で約1ヶ月に及ぶサービスの試運転を実施しました。ゴルフボールなどの用品からスポーツする身体を補助する食品、冷たい飲み物など、約100商品を提供し、利用者の声から今後のサービス展開について検討を進めているといいます。
この他、セブン-イレブンは先月、配達用ドローンの開発を行うFlirteyと組み、ネバダ州の一般家庭に商品を配達。コントローラーで人が操縦することなく、完全自動操縦で住宅地に荷物を届けた初の例となり、注目を集めました。
アマゾンは、お急ぎ便指定で迅速なスピードで商品を配達するアマゾン・プライムの進化版として、30分以内での配送を目指すアマゾン・プライム・エアを日本でも展開する計画を4月に発表。2.2キログラム未満の荷物を、平均時速88キロメートルで飛行する機体をメインに、信号や渋滞に阻まれることのない、スピーディーな配送の実現に向けて取り組んでいます。
ドローンは国家戦略。農業や人命救助にも活躍する産業用ドローン
昨年の1月、内閣府は国家戦略特区の一つとして、無人飛行機や自動運転車などの技術促進を図るために「近未来技術特区」の設置を発表。通称「ドローン特区」とされるここでは、無人(自動)飛行などの技術で、医療や教育などの領域を遠隔操作で支援する実証実験に取り組んでいるのだそう。
スカパーJSAT傘下の衛星ネットワークは、6月に産業用ドローンの開発・販売を行うエンルートを子会社にすることを発表。通信衛星を搭載したドローンで、離島や山間部へ情報の収集・伝達や物資を届けるなど、共同で技術を提供していく考えを明らかにしています。
この事例からも分かるように、山火事など、人が近づくことのできない危険区域での災害・人命救助は、無人機を用いることで危険を回避して問題を解決することができるようになります。農業でも、農薬散布や害鳥駆除など、人が行うよりもロボットが行う方が効率的にできることもあり、ドローンで業務効率が飛躍的に上がる分野はさらに広がっていく可能性がありそうです。
経済的に明るい未来を期待するなら、ドローン分野へ転職を?
「空」という、文字通りこれまでとは異なる角度でさまざまな分野に革命を起こそうとしているドローン分野。名だたる企業が参入計画を発表し、その経済規模の大きさにも注目が高まっているため、転職先としても将来は明るいと考えて良いのではないでしょうか。
パイロットやエンジニアといった技術の中心に携わる職種だけでなく、広くは事務職までも、この業界に身を置くことで加速する産業の勢いを肌で感じることができそうです。刺激的な環境を求めるなら、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
【第二新卒専門の転職サポートを受けたい方は】
【エンジニア、クリエイターの転職なら】
 
※プロモーションが含まれています
転職会議レポート編集部 オススメの転職サービス【PR】
【選ばれる理由】
【1】リモートワーク、時短やフレックス勤務などの求人を多く保有
【2】従業員の性別比率や取り組みに関する情報など、企業のスタンスを客観的なデータから把握できる
【3】正社員の求人以外にも、業務委託案件からエグゼクティブ案件まで幅広く網羅
【選ばれる理由】
【1】職務経歴書や面談アドバイスなどの手厚いサポート
【2】非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介!
【3】志望の企業へあなたの強みをアピールしてくれる