失恋したので休みます
恋人と別れて仕事が手につかない…。そんな社員を気遣うために、失恋休暇を導入する企業が増えているこの頃。たとえば美容室を経営するチカラコーポレーションは、20代前半は1日、20代後半は2日、30代以上は3日の失恋休暇を取得できるそう。
たかが恋愛で休暇なんて!と思う人もいるかもしれませんが、離婚をする場合など、諸手続きに時間が必要となるケースは特にありがたいという声も。年代別に取得できる休暇日数が異なるのも、大人になるほど傷が深まる恋愛の痛手を気遣う思慮深さを感じます。
ただ、申請すれば自分の恋愛事情がセキララに知られてしまうこの制度。どれくらいの取得率なのか、年に何度も利用する人はいるのか、気になるところです。
「成功時に限る」?プロポーズ手当
恋愛にまつわるユニーク制度はほかにもいろいろ。Webコンサルティングを提供するASUEは、社員の幸せな門出を応援するため、プロポーズ手当を支給。プロポーズする側とされる側の両方で申請が可能ですが、する側は事前にプロポーズの計画を社内に申請し、される側はプロポーズの内容を報告することが条件のよう。
少し気恥ずかしい制度の上に、支給は「成功時に限る」ため、よほどの自信がないと今後の職場での立場が変わってしまうかも…。このほか、両親の家に挨拶に行く時に取得できる「プロポーズ休暇」を設ける会社もあり、人生の大事なイベントを一緒に盛り上げてくれる会社のあたたかさを感じます。
旅や遊びは仕事の生産性を高める
「しっかり休んでしっかり働く」というワークスタイルを推奨するため、オフィス移転やリノベーションを支援する翔栄クリエイトは、旅行のために最大9日間の休暇を取得できる旅行休暇制度を導入しています。 社員全員が、年に一回は旅行に行くことができるように、と願って始めた結果、社内のチームワークやフォロー体制を強化することにもつながり、会社にとってもメリットは大きいよう。
また、アウトドアウェアで有名なパタゴニアも、良い波が来た時にいつでもサーフィンに出かけられるようなチーム体制を日頃から持ち、社員自らがアウトドアの機会を柔軟に持てるよう配慮しています。アウトドアを楽しむ心を企業のサービス向上に役立てているのだとか。
→パタゴニア・インターナショナル・インクの従業員による評価はこちら
想像の斜め上?懐の深さを感じるトンデモ制度
提供する商品やサービスによって、企業の個性もさまざま。中にはこんなトンデモ制度を持つ企業も…。
アイデア休暇制度(ノバレーゼ)
相手を笑わせるため、楽しませるためなど、ユニークな理由を申請することで休暇を取得できる制度
→株式会社ノバレーゼの従業員による評価はこちら
エイプリルランチフリー制度(サニーサイドアップ))
新卒社員限定で、会社の文化や雰囲気に慣れるため、上司を指名してランチをおごってもらえる制度
→株式会社サニーサイドアップの従業員による評価はこちら
着ぐるみ福利厚生(ギャプライズ))
会社が用意した多数の気ぐるみを貸し出す制度。結婚式、パーティーなどのイベント利用だけでなく、オフィスで静かに勤務もOK
ユニーク制度=社員のやる気スイッチ
有給や育休などの福利厚生とはひと味もふた味も違う、これらのユニーク制度。いかがでしたか?
こうした自由な社風は社員の個性を認める姿勢の表れでもあり、社員も潜在的な力を引き出し、パフォーマンスを発揮しやすくなるのではないでしょうか。 社員にとっても会社にとってもプラスになる制度なら、ぜひ多くの会社でも取り入れて欲しいですね。
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