目次
1.何をやっても報われない!上司・先輩に感じる理不尽

会社で感じる理不尽というと、上司や先輩の理不尽な対応をまずは思い浮かべるという人も多いはず。転職会議のクチコミを参考に、上司・先輩社員の理不尽な言動の一部をご紹介します。
1-1.毎日振り回されてヘトヘト。言うことがその都度変わる上司
転職会議に投稿されるクチコミで多いのが、状況によって言うことが変わったり、気分で指示が変わるなどといった、筋の通らない言動をする上司・先輩に対する不満です。
基本的に上司の機嫌次第で指示が変わっていました。1時間前に指示された事がコロコロ変わるのは日常茶飯事。仕事がやりやすくなるかどうかは、担当コーナーの上司次第でしょう。良い人も悪い人もいます。
(男性/20代/その他営業関連職)
わからないことがあったら「自分で考えてやれ」と言うが、やると、「わからないことは聞けと」言われる。上の対応に理不尽さを感じる。
(男性/20代/法人営業)
指示通りにすれば気が利かない、先回りすれば余計なことをするなと言われます。スキルアップは全く見込めません。仕事をしているというより、ご機嫌取りをしている、という感じですね。その時の気分によって言うことが全く違い、あまりの理不尽さに辟易とする毎日です。
(女性/20代/一般事務)
後輩の失敗にはこっぴどく言うが、同じ失敗を先輩がしても知らんふり。もしくは笑って誤魔化すという理不尽さに働く気も失せる。
(女性/20代/歯科助手)
1-2.失敗は部下のせい。手柄は自分のもの。
続いて多いのが、上司や先輩の無責任さに感じる理不尽。ひどいものでは、なんと責任転嫁をしてくる上司もいるようです。自分のミスでは全くないのに、立場を利用して責任を押し付けてくるとは、理不尽以外の何物でもありません。
上司にも良い方が大勢いたが、たまたま当たった上司が、全て下に責任転嫁して、手柄は自分のものにする方だったので、自分には耐えれなかった。退職時にその旨は伝えたが、 今はどうなっているか分からない。
(男性/20代/その他)
失敗すると自分の責任。成功すると上司の手柄という理不尽を突き付けられる。また、突然全く知らない仕事のトラブルを押し付けられ、説明責任を負わされることも日常茶飯事だ。
(男性/システム・ソフトウェア関連職)
(上司には)責任を取るという意識がないため、上層部の無計画が招いた面倒事や、できの悪い先輩の尻拭いもしないといけないことも多く、理不尽さを感じることが多かったです。
(男性/20代/経理)
(退職検討理由は、)トップダウンが激しく理不尽な事や後ろ向きな仕事が増え、本来の業務に集中できなくなったから。また、それに伴う残業時間増加や、度重なる組織変更、上層部の責任転嫁など、モチベーションが下がってきたので転職を検討中。
(女性/20代/商品企画)
1-3.パワハラ・モラハラ
さらに、場合によっては「理不尽」どころでは済まされないのが、上司という立場を利用したパワハラ・モラハラです。人格否定ともとれる言動には、毅然とした態度をとり、早めの異動・転職を検討しましょう。
暴力・恫喝などのモラハラが横行。理不尽なノルマが非常に多い。トップの気分次第で昨日言った事が今日には変わってしまっており、肉体的にも精神的にもストレス具合は半端ではない。
(男性/20代/研究開発)
定時より早く出社させ、その後は毎日社訓のようなものを叫ばせる。そして仕事中も一日中大声で無意味な挨拶を強制する。昼休憩も自由が無く束縛。セクハラやパワハラに怯えながら終電、徹夜は当たり前。
(男性/20代/DTPオペレーター)
あなたが転職を検討している会社には気になる企業に理不尽な上司や先輩はいるでしょうか。理不尽に出会わないためにも事前に口コミをチェックしてみましょう!
2.顧客・クライアントに感じる理不尽

上司だけではなく、自分が担当する顧客やクライアントに理不尽を感じる方も多いようです。お客様であるだけに、つい下手にでてしまい、無理を続けることで強いストレスを抱えてしまいがちなようです。
2-1.物理的に無理なスケジュールを要求される
クチコミの中で多いのが、こちら側の業務負担を省みず、自分の都合を押し付けてくるクライアントに対する不満です。無理があるスケジュールを要求され、体力的に負担を強いられる状況に辟易とする声が多く寄せられていますが、「時には仕方がない」というスタンスの意見も多く見受けられました。
とにかくクライアントの要求に理不尽なものが多いので、作業者はそれに大きく影響を受ける。無理なスケジュールが組まれることもあり、そうなるとかなり厳しい。
(男性/20代/グラフィック関連職)
クライアントとのやりとりでは、自分の考えが形になる喜びが感じられる場合もある。しかし、スケジュールなどはほぼクライアントの言いなりであり、数日で完成物を求められるような、理不尽な要求もある。
(男性/30代/統計・解析)
下請け企業であることから、クライアントからの無理な要望にも低姿勢で答えなければならず、そのしわ寄せが働く従業員へきている。無駄で理不尽な業務内容を、有無を言わさず強制的に課される。
(女性/20代/サービス関連職)
受注産業であるため、納期やクライアントの要望に対応しなければならないが、製品が出来上りユーザーの反応を見た時に達成感がある。ただし、職場によっては、クライアントの理不尽な要求にも対応しなければならない場合もあり、瞬間的には、徹夜や休日出勤で対応しなければならないケースもある。
(男性/50代/その他)
2-2.全く自分の非ではないクレームの対応
販売・接客業に就いている方に多いのが、お客様に対する理不尽です。例え自分のせいでは全くなかったとしても、なぜか無条件に謝らなくてはいけないことに疑問を覚える方は少なくないようです。
サービス業なのでどんな理不尽なことを言われても申し訳ございません。と平謝りすることがとてもおおく、納得できないことが多々ある。
(男性/20代/アミューズメント関連職)
とにかく毎日たくさんのお客様がご来園される中で、笑顔を絶やさずに業務をこなしていく事は決して楽なものではありません。正直クレームも多いです。理不尽なことも多いです。ですが、お客様からの「ありがとう」の一言は、そのすべてを覆すほどの喜びにつながります。
(男性/20代/アミューズメント関連職)
サービス業全般そうかもしれませんが、お客さんからの理不尽なクレームが多く精神的に疲れてしまいます。
(男性/20代/販売・接客)
特にやりがいはなく、ほとんどがクレーム対応です。理不尽と思える内容を正とし、説明をしなければいけないので、心身共にかなりストレスがありますが、強い方はながく勤務していらっしゃいます。
(女性/30代/サービス関連職)
3.会社運営に感じる理不尽

続いてご紹介するのは、会社の運営に関する理不尽です。評価体制や、残業規制など、会社で取り決められている制度や運営方針の中にも、思わず「え?」と言いたくなるような状況が多く見受けられます。
3-1.責任が増えても給与は変わらない?
多く挙げられているのが、給与に関連する制度・体制に対する理不尽です。どんなに頑張っても給与が上がらないとなると、モチベーションを維持するのは多くの場合、とても困難なのではないでしょうか。
自分は、責任ばかり増えて給料は上がらないという理不尽な評価が嫌で辞めた。社員は基本やる気がない奴がほとんどだと感じたが、これも頑張っても報われない社風が原因かなと、思った。
(男性/30代/その他)
収入よりも責任の方が増えるだけで、理不尽な仕事を押し付けられるだけなので、誰も上に行きたいと考えているような人はいません。なので、多くの人が2、3年もすれば辞めていきます。
(男性/30代/その他営業関連職)
残業代を会社が渋るようになった。今まで、上司は残業を80時間や120時間当然のようにやってきた世代なので、仕事内容はそれと同様のものを求めるが、月の残業は0時間にしろという無理な要求がまかり通る。たとえそれでサービス残業をしたとしても、会社としてはサービス残業も表向きは無くさければならないため、サービス残業をしていると認定されれば降格されるという理不尽さ。
(女性/20代/サービス関連職)
3-2.人は減るのに業務は増える?
給与と同様に、多く挙げられるのが、一人ひとりの業務負担に関する意見です。人員が減っても補充されず、一方で全体の業務量は増えていくという状況は、もはや「効率化」の一言では実現不可能。経営層には、長期的な視点で会社の運営を検討してほしいものです。
人員を削減しているのに残業はできない、残業出来ないのに人員が足りないのでせざるをえない。そして、残業が多い職員は会議で晒し上げるなどの理不尽がある。
(男性/20代/アミューズメント関連職)
人手不足なのに人の補充をせずにサービスの向上をしろと言うのが上の常で、理不尽です
(男性/40代/小売業)
人手が足りておらず、仕事量がとても多いにもかかわらず、残業は許されなかった。さらに仕事をゆっくりのんびりしている女性上司は残業が許されるという理不尽もあった。
(女性/20代/一般事務)
4.理不尽の耐え方・見切り方
このように、会社で感じる理不尽には実に様々なものがあるようですが、辛いからといって逃げてばかりではいられません。このような理不尽に直面した時、我々はどのように振る舞うのが正しいのでしょうか。同様に、転職会議ユーザーの意見から、対応策を見ていきましょう。
4-1.成長につながる理不尽は乗り越えるべき

仕事を辞めたいと考えてしまうほどの理不尽も、時には耐える価値がある場合もあるようです。当時理不尽だと思ったが、振り返ると必要なことだったかもしれないという意見や、あの時諦めずに頑張ってよかったという意見。さらに、思わず会社を辞めてしまったことを後悔しているという声も寄せられています。
やはりどの会社でも同じように営業となると理不尽なことで対応を迫られることはあるかと思いますが、その問題を解決できた際には仕事のやりがいというものを感じられることかと思います。一番大切なことは自分の仕事に誇りを持てるかどうかという点なので、それを考えると自分の考え方次第ではありますが、私は誇りを持てたと思います。
(男性/20代/機械設計)
厳しい上司の元で多くのことを学ぶことができました。理不尽に思うことも、振り返ると必要なことばかり。プラスな発想で前向きに努めることで成長できます。
(女性/30代/進行管理)
上層部の無茶振り・ダメだし・方向のブレに振り回されながらの仕事も有りますが常識の範囲内には有ると思います。振り返ってみると良い会社だったかも・・。
(男性/50代/小売業)
スキルアップの手順がある程度明確であり、あまり上司によって左右されない。一つ一つ努力して身に付けていった事が報われる会社だったと、辞めてから思った。世の中にはもっと理不尽な会社がごまんとあります。
(男性/30代/販売・接客業)
4-2.期待値を低く持つのもひとつの手
会社に対して理不尽を感じたとしても、一緒に働く仲間がいい、チャレンジできる環境がある、休暇は取りやすい、など良い側面も感じられる場合は、もともと会社に対する期待値を低く設定し、いちいちストレスを感じないようにするという方法も効果的のようです。
業務上理不尽な対応を求められるかもしれないが、基本的にだまって答えよう。パートや社員として活躍している女性ももちろん存在しており、産休の取得実績もある。他に選択肢がなければ入社してみてもよいのではないだろうか。
(男性/20代/社内SE)
4-3.もちろん時には見切ることも必要

社会人である以上、理不尽と感じることに耐え、乗り越えることが自身の成長につながるケースは、確かに多いのかもしれません。 しかし、会社全体で理不尽がまかり通っている場合や、精神的に参ってしまいそうなほどの理不尽を感じる場合、もしかしたらその会社は、あなたにとって適切な環境ではないのかもしれません。特に、日々のストレスで精神的・肉体的な異常を感じる場合には、取り返しのつかないことになる前に、周囲への相談や、転職の検討など、早めの行動を心がけましょう。
5.仕事が辞めたいことは誰にでもある
社会人として働いているうえで避けられない、会社で感じる理不尽。理不尽だからといって、その都度転職をしていてはキリがありませんから、大切なことは、耐えるべき理不尽なのかどうかを、あなた自身がしっかりと見極めることです。 「もう、こんな仕事辞めてしまいたい」と感じることは、誰にでもあること。そんな時は、一度心を落ち着かせて、どうするのが自分にとって一番良いかをゆっくり考えてみたり、親しい人に相談したりしてみてはいかがでしょうか。
6.転職を検討しはじめた方へ
転職エージェントを利用した転職活動を考えている方は、まず下記の記事をお読みください。
「転職エージェントでは何をしてもらえるのか?」「転職エージェントに登録するメリットは何か」、「転職エージェントの上手に活用する方法」が詳しく書かれています。
▶︎転職エージェントとは?登録前に知っておきたい基礎知識まとめ
▶︎絶対失敗したくない人のための、転職エージェントの正しい選び方と活用法
最短で転職成功させるには、転職サービスを2-3つ併用が必須です。
若手優秀層なら「キャリトレ」、転職初心者向けの手厚いサービスを求めるなら「第二新卒エージェントNEO」や「ウズキャリ」がおすすめです。
ぜひ、参考になさってください。
7.後悔のない転職を成功させるために、転職会議がお手伝いできること
転職会議では、この記事だけでは紹介しきれなかった会社の評判、口コミが数多く掲載されています。
実際に働いていた元社員や社員の会社に対する評価や年収、残業時間、有給消化率などを口コミとして見ることができます。
この記事だけでは紹介しきれなかった、300万件以上の口コミが見たい方は下記ページご覧ください。
【第二新卒専門の転職サポートを受けたい方は】
【エンジニア、クリエイターの転職なら】
 
※プロモーションが含まれています